モデル1717
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 01:22 UTC 版)
「シャルルヴィル・マスケット」の記事における「モデル1717」の解説
17世紀後半から18世紀前半にかけて数多くのマスケットが設計されたが、その後標準化がなされてモデル1717が誕生した。このモデル1717は、.69口径銃身、全長約60インチ、重量約9-10ポンド、といった後継モデルに引き継がれる仕様が含まれていた。またモデル1717で滑腔銃身、フリントロック機構も標準化された。 他の後継モデルとは異なり、モデル1717はイギリスのブラウン・ベスと同様に固定ピンで銃身を固定していたが、銃身中央には一個の固定バンドがあった。また、木製の槊杖を格納するため、銃床下に4個の金属パイプを取り付けてあった。金属部品は全て鉄製であった。 モデル1717は銃身長46インチ、全長62インチ、重量約9ポンドであった。 合計で48,000丁のモデル1717が製造された。
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