モデル1728
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 01:22 UTC 版)
「シャルルヴィル・マスケット」の記事における「モデル1728」の解説
モデル1728では銃身固定ピンを廃止し、銃身と銃床は3本のバンドで固定された。この方式はこれ以降モデル全てで使用された。銃身固定バンドを使用することにより、分解掃除が容易になるだけでなく、より頑丈になった。これは銃剣を用いた戦闘においては重要なことであった。 ロック機構もまた改良された。フリズン(frizzen、火蓋兼当たり金)・スプリングが長くされ、撃鉄の形状も若干変更された。 1740年代に若干の変更が加えられた。1743年には鉄製の槊杖が標準となり、1746年以降に製造された銃では火皿(pan)及びフリズンを固定する金具であるブライドルが廃止された(代わりにネジで固定する)。他にもモデル1728の製造期間中に小さな変更がなされている。但し、これらのモデルはマイナーバージョンとみなされ、一般的には新規モデルとはみなされていない。 合計で375,000丁のモデル1728が製造された。
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