メモリースティックとの互換性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 22:05 UTC 版)
「メモリースティック」の記事における「メモリースティックとの互換性」の解説
従来型メモリースティックとは上位互換となっており、メモリースティックPRO対応機器では従来型メモリースティックも使用できるが、逆に従来型メモリースティック機器でメモリースティックPROメディアを使用することはできない。ソニーは混乱を避けるためメモリースティックPROメディアの容量は256MBを下限とし、128MBまでは従来型メモリースティックメディアのみとした。ただしこれは規格上の制限ではないため、過去にはサンディスクなど一部のメーカーが256MB未満の小容量メモリースティックPROメディアも生産していた。 また、MagicGate機能が強化されたことから、従来型メモリースティックのMagicGate機能とメモリースティックPROのMagicGate機能との間にも互換性がなく、当初はDRMのかかった音楽配信コンテンツやSonic Stageでリッピングした楽曲ファイルは、従来の「マジックゲートメモリースティック」しか利用できず、メモリースティックPROの大容量を活かせなかった。最終的にメモリースティックPROのMagicGateへの対応は、2005年7月のPSPのシステムアップデートおよび同時期発売のVAIOからとなった。
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