マジノ線とは? わかりやすく解説

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マジノ‐せん【マジノ線】

読み方:まじのせん

フランスが対ドイツ防衛線として国境構築した要塞(ようさい)線。当時陸相マジノ(A.Maginot)の建議により1927〜1936年の間に建設されたが、1940年ドイツ軍突破された。→ジークフリート線


マジノ線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/20 01:52 UTC 版)

マジノ線(マジノせん、: Ligne Maginot: Maginot-Linie: Maginot Line)は、フランスドイツ国境を中心に構築されたフランスの対ドイツ要塞線である。当時のフランス陸軍大臣アンドレ・マジノAndré Maginot1877年 - 1932年)の名を冠してマジノ線と称する。


  1. ^ "塹壕戦". ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典. コトバンクより2023年12月20日閲覧
  2. ^ 栗栖弘臣「攻防思想の背景」『陸戦研究』陸戦学会、1985年2月号


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マジノ線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 14:43 UTC 版)

アンドレ・マジノ」の記事における「マジノ線」の解説

大戦後マジノ下院議員として復帰し年金相(1920年)、陸相1922年1924年1929年1930年1931年1932年)など、多く役職歴任した大戦敗北したとはいえドイツはなお潜在的な力を有しているとされていた。対してフランスナポレオン戦争以来本土人口伸び悩んでいた(これを補うため、1831年には外人部隊創設編制された。)上に、大戦従軍した多く成人男性死亡に伴う、人口減少兵員不足に悩まされていた。これを踏まえマジノ独仏国境要塞線を建設することを主張した1930年会計年度予算討議している間、マジノ要塞線の建設費獲得のため、頻繁にロビー活動展開した上院での投票の結果計画274票対26票の賛成多数可決建設計画33フラン配分することが決定した実際の設計大半は、後任陸相ポール・パンルヴェPaul Painlevé)の在任中に行われたが、主唱者として計画実現奔走したマジノ功績大きく1936年完成した要塞線には、彼の名をとって「マジノ線」の名が賦与された。 しかし、彼自身はマジノ線の竣功を見ることはなかった。1932年1月7日腸チフスによりパリ死去54歳好物であったカキに中(あた)ったためといわれる1966年9月、彼を顕彰する記念碑ヴェルダン近郊建立された。

※この「マジノ線」の解説は、「アンドレ・マジノ」の解説の一部です。
「マジノ線」を含む「アンドレ・マジノ」の記事については、「アンドレ・マジノ」の概要を参照ください。

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