ボルトアクション・ライフルとは? わかりやすく解説

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【ボルトアクションライフル】(ぼるとあくしょんらいふる)

射撃後の薬莢排出、及び次弾の装填を「ボルト」と呼ばれる部分手動前後進させて行う小銃
かつては歩兵の主装備であったが、現在では自動小銃出現によって後塵拝している。

素人扱ってそれなりの命中率出せるが、すべて手動なので連続での発砲熟練が必要となる。
また、どこまで熟練して純然たる火力ではセミオート劣り無論フルオートとは比較にもならない

一方比較単純な機構のため装薬初活力有効活用でき、1発の破壊力有効射程優れる。
構造的に堅牢なため、同サイズ自動小銃より強力な弾丸使用でき、この事も破壊力有効射程大きく寄与する
よって、現代でも特殊部隊狙撃銃として採用される事が多く狩猟用としても多く用いられている。

ドイツKar98kアメリカM700日本三八式歩兵銃などが有名である。

通常のものは閂と同様にボルトレバーを手で倒して溝に「引っかける」ことで閉鎖し起こすことで開放する
一方一部採用されているストレートプル式では自動小銃似た閉鎖機構持ち、ボルトレバーをまっすぐ引いて離すだけで排・次弾装填ができるようになっている
後者手動式の割に高速連射が可能となるが、機構が複雑となるため、信頼性ある程度減殺される。

関連モシン・ナガン 九九式小銃


ボルトアクション方式

(ボルトアクション・ライフル から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/30 14:28 UTC 版)

ボルトアクション方式(ボルトアクションほうしき)とは、ボルト(遊底)を手動で操作することで弾薬の装填、排出を行う機構を有するの総称である。この方式のライフルは19世紀末期から軍の歩兵主力兵器となった。主力兵器の座を自動小銃アサルトライフルに譲った現在も、この方式は狙撃銃などに多く利用されている。日本語では鎖閂式(ささんしき)とも呼ばれる。






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