ボケとツッコミとは? わかりやすく解説

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ボケとツッコミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 13:58 UTC 版)

漫才」の記事における「ボケとツッコミ」の解説

漫才基本的にボケ」と「ツッコミ」という2つ役割成り立っている。それぞれ古典歳の「才蔵」と「太夫」に由来する。 「ボケ」は、冗談を言う、話題中に明らかな間違い勘違いなどを織り込む笑いを誘う所作を行う、などの言動によって、観客笑いを誘うことが期待される役割である。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}ボケは、もともととぼけ役と呼称されていた。芸席において紹介のつど「つっこみ(役)・とぼけ(役)」と称されていたことが、のちに「つっこみ・とぼけ」→「つっこみと、ぼけ」のように転じた。[要出典] 「ツッコミ」は、ボケ間違い要所指摘し観客笑いどころを提示する役割である。明治大正一時期には「シン」と呼称した。ツッコミは、口頭指摘するほかに、ボケの体のどこかを、平手手の甲小道具などで叩く(ドツキ)、または足で蹴ることでそれに代える場合がある。秋田實論文[要出典]によれば玉子屋円辰が『曽我物語』を歌った際の、代役太鼓たたきとのやり取りツッコミ始まりという。 ボケ・ツッコミの役割分担は必ずしも固定的ではなく流れによってボケとツッコミが自然に入れ替わる展開を用いコンビもある。例えば、ボケ役の冗談に対しツッコミ役がツッコまずに「ノる」、つまりボケ一時的に同調しある程度ノッた後にツッコミ入れてオチ付ける芸(ノリツッコミ)などである。このため、ボケとツッコミは「役柄」というよりは、やり取りのさまを概念化したもの考えるのが妥当である。 トリオ漫才役割固定され場合においてはボケ2人ツッコミ1人比率主流である。ネタ役割分担によって、フリ後述)にあたる小さボケを「小ボケ」、オチに至る大きボケをする者を「大ボケ」、と区別することもある。

※この「ボケとツッコミ」の解説は、「漫才」の解説の一部です。
「ボケとツッコミ」を含む「漫才」の記事については、「漫才」の概要を参照ください。

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