ベルノ店とは? わかりやすく解説

ベルノ店

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/28 14:13 UTC 版)

ホンダベルノ店(ホンダ ベルノてん、VERNO)は、日本において1978年昭和53年)から2006年平成18年)まで存在した本田技研工業(ホンダ)の自動車ディーラー網(販売チャネル)である。

イメージカラーは緑、キャッチコピーは「クルマが、個性になる。」で、スポーティーカーやSUVを専売車種としていた。

概要

第2世代の店舗例

プレリュードの発売に合わせて誕生した新規の販売チャネルで、現在のHonda Cars店へ移行前の旧3チャンネル中、設立はいち早い1978年(昭和53年)11月である(クリオ1984年プリモ1985年に設立)[1][2]

当初のシンボルマークは、"VERNO"の"V"をデザイン化し、“V”の左半分を赤で、右半分を3本のラインを緑で表していた[3]。その後、プリモ店の"P"、クリオ店の"C"を表す素となった。

販売店の責任において、積極的かつ効果的に製品の販売活動を行う「販売責任地域」(PMA=プライマリー・マーケット・エリア)という考え方をホンダディーラーで初めて導入し、それまでの商慣習であった販売店周辺をテリトリーとする訪問販売をやめ、店頭販売とした[4]

2006年(平成18年)3月1日より他系列のプリモ店、クリオ店とともに全店全車種併売へと移行[1]、それまでプリモ店独占だった軽自動車の取り扱いも始め、同年7月13日をもって販売網の統一名称「Honda Cars店」へ移行した。

2006年2月時点の専売車種

過去の専売車種

2006年2月末時点の併売車種

全て3系列併売。

過去の併売車種

  • トルネオ(プリモ店と併売)
  • セイバー(2代目モデル(1998-2003年)のみ、プリモ店と併売)
  • オルティア(プリモ店と併売。初期型は外観で区別し、ベルノ店向けは「オルティアV」としていた)
  • ロゴ(3系列併売)
  • キャパ(プリモ店と併売)
  • CR-V(初代モデル(1995-2001年)のみ、プリモ店と併売)

脚注

  1. ^ a b Honda 国内四輪 新販売チャネル施策と、アキュラブランド導入を発表 Honda公式サイト 2005年12月14日
  2. ^ Honda|会社案内|会社概要|Hondaのグローバル展開|日本 Archived 2006年7月4日, at the Wayback Machine. Honda公式サイト
  3. ^ ホンダベルノ店のシンボルマーク・テーマカラーを決定 - 本田技研工業プレスインフォメーション(1978年9月20日発表)2018年3月31日閲覧
  4. ^ 4輪車の販売体制づくり / 1966 6ページ理想的な販売網の構築へ - 本田技研工業 > 語り継ぎたいこと ~ チャレンジの50年 ~ > Hondaのチャレンジングスピリット(更新日不明)2018年3月31日閲覧




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