ヘリオドロスの間とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ヘリオドロスの間の意味・解説 

ヘリオドロスの間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/23 14:59 UTC 版)

ラファエロの間」の記事における「ヘリオドロスの間」の解説

コンスタンティヌスの間から西へ進むと、ヘリオドロスの間である。この部屋絵画1511年から1514年にかけて描かれた。部屋の名前は、その絵画一つから取られている。この部屋当時公開されはおらず謁見の間であった考えられているが、神またはキリスト教会与えた保護主題としている。この部屋には4つ絵画がある。「ヘリオドロスの神殿からの追放」と「ボルセーナのミサ」では、ラファエロ依頼主であるユリウス2世パトロン資金提供者でもある)を絵の題材への関与ある者、もしくは見守る者として描いている。ユリウス2世死後描かれた「大教皇レオとアッティラの会談」では、それがユリウス2世の後を継いだレオ10世になっている。 この部屋絵画は「署名の間」のものよりも後に描かれており、ラファエロスタイル変化見てとることができる。教皇図書室合わせた動き少な静かな印象比較すると、劇の要素含んだ物語的な肖像画と、フレスコ画表現力最大活かす工夫が見い出される絵画中に描かれている対象物をより少なく、そしてより大きくすることで、そのものの持つ動き感情印象を、強く直接的に与える。また劇場ライティング同様の効果取り入れることで、対象物際立たせ、その緊張感高めている。

※この「ヘリオドロスの間」の解説は、「ラファエロの間」の解説の一部です。
「ヘリオドロスの間」を含む「ラファエロの間」の記事については、「ラファエロの間」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ヘリオドロスの間」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヘリオドロスの間」の関連用語

ヘリオドロスの間のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヘリオドロスの間のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのラファエロの間 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS