プロトコル階層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/26 15:29 UTC 版)
「ファイバーチャネル・オーバー・イーサネット」の記事における「プロトコル階層」の解説
主に以下の6つの層がある。下位層から順に、 CEEレイヤー1 CEEレイヤー2 FCoE FC-2 FC-3 FC-4 解説: CEEとはコンバージド・エンハンスド・イーサネットであり、FCoEの物理層及びデータリンク層ではCEEレイヤー1, 2をそれぞれ使う。なおCEEとDCE (Data Center Ethernet)はベンダーの独自用語であり、正式にはIEEE DCBと呼ぶ。 FC-2以上はネイティブなFCプロトコル層がそのまま配置されるため、FCの知識をそのまま応用できる。 MACアドレスで通信しInternet Protocolを利用しないので、ルーティングは出来ない。 イーサネットのヘッダであるEthertypeにはFCoEを示す「0x8906」が入り、それ以外はRFC3643に規定された送受信者のMACアドレス、VLANタグ、Start of Frame(SOF)、End Of Frame(EOF)などが入る。 FCoEのカプセル化されたFCフレームはネイティブなFCのそれと同じである。
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プロトコル階層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/08 13:58 UTC 版)
下記の5層から構成される。下位から順に、 物理層、リンク層 IEEE802.3 が使われる。これはイーサネットと同様のLANコネクタや物理現象が利用される事を意味する。ファイバーチャネル・オーバー・イーサネットとは異なり10GbEは必須ではなく1GbEでも良い。 IP層 詳細は「 Internet Protocol 」を参照 ルーティングを可能にする。 TCP層 詳細は「 Transmission Control Protocol 」を参照 セッション保持や確実なパケット到達を実現する。 iSCSI層 SCSI層からのSCSIコマンドを受けiSCSI Protocol Data Unit (PDU)を作成(カプセル化)し下位層へ渡す。 SCSI層 SCSIコマンドが使われる事を意味する。
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