プロジェクト23000E
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 05:21 UTC 版)
「ロシア将来航空母艦」の記事における「プロジェクト23000E」の解説
(ロシア語: Авианосцы проекта 23000Э アヴィアーノースツィ・プルァイェークタ 23000E) クルィロフ国立研究所が設計し、IMDS(国際海洋防衛ショー)-2013でモデルを公開、続くIMDS-2015で詳細が発表された重航空母艦タイプの多目的コンセプト。コード名「シトルム(またはシュトールム Шторм 嵐の意)」。 排水量90,000~100,000トン、全長330メートル、幅40メートルとアメリカ海軍のジェラルド・R・フォード級航空母艦に匹敵する巨艦であり、技術的挑戦も多く、電磁式カタパルトやツイン・アイランドといった先進技術やアングルド・デッキにも装備されたスキージャンプ(艦首の物に比べて角度は緩め)等を持つ。ウリヤノフスク級では艦首とアングルド・デッキでスキージャンプとカタパルトを個別に装備していたが、本コンセプトでは電磁式カタパルトとスキージャンプは直列に配置されている。 主機関は通常動力としているが原子力推進への換装も可能である。採用された場合は、コンセプトをもとに船舶の設計に詳しいネフスコイエ計画設計局が再設計することになる。
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