ブルボン第一復古王政(1813年 - 1873年)
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1813年、フェルナンド7世が王位に復帰し、カルロス3世時代に作成された簡略版の紋章を使用した。絶対君主として君臨しようとしたフェルナンド7世は、1820年にスペイン立憲革命で力を失い、1822年に一旦退位、1823年に復位したものの、1812年憲法を受諾し、王権は制限されることとなった。この時期に植民地の独立が相次いだ。 フェルナンド7世の娘であるイサベル2世の時代に宮廷内は荒れ果て、堪りかねた軍部がクーデターを起こし続けた。王の退位を求める声が噴出し、次代のアマデオ1世は1873年2月11日に退位した。 アマデオ1世はサヴォイア家出身のため、ブルボン家の紋章の中央にある意匠をサヴォイア家を表す赤地に十字のものに置き換えて使用した。
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