フリボール【フリボール】(草花類)
登録番号 | 第13463号 | |
登録年月日 | 2005年 10月 24日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | フリボール よみ:フリボール | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | P.コーイ&ゾーネン社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1432GP アールスメール ホーンウェッヒ 132 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | フランシスカス ヤコブス ヨセフ ファン デル ヘルム | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ネルソン」に「サントリーニ」を交配して育成されたものであり、花は淡ピンク色の垂咲で、かなり大輪の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈はかなり高、節数はやや多である。茎の長径及び硬さは中、折れの難易は難、色は灰緑、ろう質の有無は中、立茎数はやや少、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや長、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長はやや長、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は楕円形、大きさは大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径はかなり大、花色は淡ピンク(JHS カラーチャート0102)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さ及び数は中、花弁の長さはやや長、幅は広、数はかなり多、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは中、がくの形は鐘形、がく筒の色は灰緑、がくの太さは太、長さは長、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はかなり晩生、がく割れの難易性は難である。「クレフィフラン」と比較して、花色が淡ピンクであること、花弁鋸歯の深さが深いこと、開花の早晩性がかなり晩生であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1997年に出願者の温室(オランダ王国)において、「ネルソン」に「サントリーニ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- フリボールのページへのリンク