フリテンくんとは? わかりやすく解説

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フリテンくん

原題:
製作国:日本
製作年:1981
配給:東宝
スタッフ
監督:杉山卓 スギヤマタク
製作:西野聖市 

酒井知信 
プロデューサー:西條剋磨 
原作:植田まさし ウエダマサシ
脚本:城山昇 シロヤマノボル

伊東恒久 イトウツネヒサ

山崎晴哉 ヤマザキハルヤ

杉山卓 スギヤマタク
企画:馬場和夫 ババカズオ
作画監督:三輪孝輝 

小林準治 

高橋春男 タカハシハルオ

森下圭介 モリシタケイスケ
撮影:菅谷信行 
アニメキャラクター・デザイン:三輪孝輝 
音楽監修:松下治夫 マツシタハルオ
歌:中崎英也 ナカザキヒデヤ
美術:佐藤信 
編集:辻井好子 ツジイヨシコ

吉田恵美子 ヨシダエミコ
録音:太田克己 オオタカツミ
スクリプター:伊藤克巳 イトウカツミ
助監督:岡迫和之 オカサコカズユキ
色彩:矢野怜子 ヤノレイコ

山之内直美 ヤマノウチナオミ
制作補:戸井田博史 
キャスト(役名
近田春夫 チカダハルオ (フリテンくん)
解説
月刊近代麻雀」「月刊近代麻雀オリジナル」「月刊ギャンブルパンチ」で連載中植田まさし原作同名四コマ漫画アニメーションしたもので、七話の短篇構成されている。脚本城山昇伊東恒久山崎晴哉、「火の鳥2772 愛のコスモゾーン」の杉山卓共同執筆監督同作杉山卓撮影菅谷信行それぞれ担当
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください

フリテンくん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/25 15:05 UTC 版)

フリテンくん
ジャンル ギャグ
漫画
作者 植田まさし
出版社 竹書房
掲載誌 近代麻雀
近代麻雀オリジナル
漫画ギャンブルパンチ
月刊ギャグダ
まんがライフ
レーベル バンブーコミックス
発表期間 1979年 -
巻数 全19巻
漫画:新フリテンくん
作者 植田まさし
出版社 竹書房
掲載誌 まんがライフまんがライフオリジナル
レーベル バンブーコミックス
巻数 既刊4巻(2009年1月現在)
その他 2022年8月号から作者が病気療養中のため、
傑作選の連載に切り替えられている。
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

フリテンくん』は、植田まさし原作の4コマ漫画作品、およびアニメ作品。植田まさしの代表作のひとつ[1]

概要

1979年より[2]近代麻雀』『近代麻雀オリジナル』『漫画ギャンブルパンチ』『月刊ギャグダ』といった竹書房の雑誌に並行して連載。その後『まんがライフ』に移籍。また、1980年代にはアニメ映画化、OVAが発売されている。

1982年5月、第28回文藝春秋漫画賞を受賞[2]

かつて『近代麻雀』に掲載されていた時代は、掲載誌のテーマ通り麻雀ギャンブルを取り上げた作品が中心で、読者層からお色気ネタも掲載されていたが、その後の『まんがライフ』以降は雑誌の読者層が女性にシフトしたためお色気はほぼ無くなり様々なネタのオムニバスとなっている。中期以降においては、ある意味「主人公不在の漫画」と呼ぶ事も出来る。連載後期の定番ネタとして、無人島を題材にした1コマ漫画やドラキュラがある。

単行本の表紙には

  • 90%笑える人は正常
  • 30%しか笑えない人は異常
  • 100%笑える人もまた異常

と記されている(コンビニコミック版でも記されている)。

リニューアル版として『新フリテンくん』が『まんがライフ』で連載され、同誌の休刊後は『まんがライフオリジナル』へ移籍して2022年9月号より連載されている[3][4]。この作品のヒットが、竹書房が数々の4コマ専門誌を創刊するきっかけとなり一部4コマ漫画家の間では「現在の竹書房のビルは『フリテンくん』の売り上げで建っている」という都市伝説まで生み出している[要出典]。『フリテンくん』不掲載期間は同作者による『にこにこエガ夫』が連載されていた。

登場人物

フリテン
声優:映画版:近田春夫/OVA版:杉村太郎(シャインズ)
この漫画の主人公的存在。であるが、初期のネタと麻雀編以外にはほとんど登場しない。中期にさしかかると麻雀編も無くなっていった為、表紙等以外での出番は全くと言っていい程無くなった。髪型に特徴があるが、特に本人であると言及がされる訳でもなく、同作者の他の作品にも稀に出ている事もある。特に『コボちゃん』の田畑コボのお父さん、田畑耕二に似ている。しかし、性格が異なるためおそらくまったくの別キャラである。いたずら好き。本名:『神田フリテン』?。平社員
課長
声優:映画版:増岡弘/OVA版:伊藤洋介(シャインズ)
をはやしている。作中、似た人物が出てくる。
社長
声優:映画版:?/OVA版:大泉滉
主に、ハゲ
メガネ
声優:OVA版:二又一成
フリテンの同僚。

書誌情報

単行本

文庫版

傑作選・廉価版

映画版

1981年4月11日に公開された。同時上映は『じゃりン子チエ』。

ナック唯一のアニメ映画であり、7話の短編からなるオムニバス形式となっている。

エピソード一覧

  • 第1話 ギャンブル笑学校
  • 第2話 おとぼけ道中記
  • 第3話 スポーツならおまかせ
  • 第4話 今日はふたりの噴火の日
  • 第5話 ハレのちハレーッ!
  • 第6話 おとぼけカンパニー
  • 第7話 雀狂時代

声の出演

スタッフ

主題歌

ビデオ

サウンドトラック

  • 愚奴楽グッドラック/HAVE A NICE DAY』(1981年4月、K07S-172、700円、キングレコード)
  • 『フリテンくん』(1981年5月5日、K25-G-7023、2500円、キングレコード)

OVA

1990年ポニーキャニオンより2巻発売。

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 発売日
フリテンくん Vol.1 フリテンの麻雀放浪記
1 似た者どうし 円山知恵 落合正宗 高垣幸蔵 6月21日
2 フリテンくんの子守り 翁妙子 高垣幸蔵
3 フリテンの麻雀放浪記 円山知恵
フリテンくん Vol.2 フリテンくんの白い巨搭
1 フリテンくんの白い巨搭 萩田寛子 高垣幸蔵 7月21日
2 マージャンでダイエット 円山知恵
3 オーいそがし社員旅行 安藤豊弘 落合正宗 高垣幸蔵

キャスト

スタッフ

  • 企画:西野聖市
  • 原作:植田まさし
  • キャラクターデザイン:北原健雄
  • 作画監督:須田勇、泉明宏
  • 美術監督:坂本正、李大照
  • 撮影監督:趙福東
  • 音響監督:本田保則
  • 音楽:高橋五郎
  • 音響効果:片岡陽三(E&M
  • 編集:辺見俊夫、関一彦(ジェイ・フィルム
  • プロデューサー:西野範子、久米憲司
  • 監督:高垣幸蔵
  • 製作:ナック

パチンコ

竹屋より2007年3月からCRフリテンくんが登場した。

出典

  1. ^ “「コボちゃん」植田まさしの原画展がさいたま市立漫画会館で、トークショーも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年9月6日). https://natalie.mu/comic/news/298533 2021年5月30日閲覧。 
  2. ^ a b これまでの歩み”. 竹書房40周年記念サイト. 竹書房. 2021年5月30日閲覧。
  3. ^ “まんがライフ休刊号、連載作品の移籍先発表&いがらしみきおの特別読み切りも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年7月27日). https://natalie.mu/comic/news/487096 2022年7月27日閲覧。 
  4. ^ “まんがライフ休刊号、連載作品の移籍先発表&いがらしみきおの特別読み切りも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年7月27日). https://natalie.mu/comic/news/487096 2022年7月27日閲覧。 
  5. ^ フリテンくん(1)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  6. ^ フリテンくん(2)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  7. ^ フリテンくん(4)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  8. ^ フリテンくん(5)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  9. ^ フリテンくん(6)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  10. ^ フリテンくん(7)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  11. ^ フリテンくん(8)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  12. ^ フリテンくん(9)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  13. ^ フリテンくん(10)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  14. ^ フリテンくん(11)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  15. ^ フリテンくん(12)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  16. ^ フリテンくん(13)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  17. ^ フリテンくん(14)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  18. ^ フリテンくん(15)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  19. ^ フリテンくん(16)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  20. ^ フリテンくん(17)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  21. ^ フリテンくん(18)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  22. ^ フリテンくん(19)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  23. ^ 新 フリテンくん(1)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  24. ^ 新 フリテンくん(2)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  25. ^ 新 フリテンくん(3)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  26. ^ 新 フリテンくん(4)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  27. ^ おすすめフリテンくん(1)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
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  29. ^ おすすめフリテンくん(3)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
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  32. ^ おすすめフリテンくん(6)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  33. ^ おすすめフリテンくん(7)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  34. ^ おすすめフリテンくん(8)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  35. ^ a b フリテンくん(海賊版)”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  36. ^ 特盛フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  37. ^ 特ネタ!フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  38. ^ ドカ盛!フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  39. ^ メチャ盛!フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  40. ^ ゲキ盛!フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  41. ^ 旧版 メガ盛!フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  42. ^ テラ盛!フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  43. ^ 極上フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  44. ^ 三ツ星フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  45. ^ 吟醸フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  46. ^ 大吟醸フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  47. ^ 爽快!!フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  48. ^ 全開!!フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  49. ^ 絢爛!!フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  50. ^ 極旨!!フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  51. ^ 究極フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  52. ^ MAXフリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  53. ^ 超絶フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  54. ^ 真打!!フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  55. ^ SUPERフリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  56. ^ 最強フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  57. ^ 極楽フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  58. ^ フリテンくん匠”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  59. ^ フリテンくんダッシュ”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  60. ^ 濃縮フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  61. ^ 純情フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  62. ^ 満開フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  63. ^ 常夏フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  64. ^ フリテンくん秋味”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  65. ^ 宴会フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  66. ^ 夏色フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  67. ^ メガ盛!フリテンくん”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。
  68. ^ フリテンくんPREMIUM”. 竹書房. 2021年5月29日閲覧。



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