フラノ18号とは? わかりやすく解説

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フラノ18号【フラノ18ゴウ】(工芸作物)

登録番号 第4776号
登録年月日 1995年 11月 8日
農林水産植物の種類 ホップ
登録品種の名称及びその読み フラノ18号
 よみ:フラノ18ゴウ
品種登録の有効期限 15 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 サッポロビール株式会社
品種登録者の住所 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号
登録品種の育成をした者の氏名 谷越時夫 荒井康則 糸賀後藤真伸 須田成志
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は,「ソラチエース」に「Saaz」を交配して育成され固定品種であり,育成地(北海道空知郡上富良野町)における成熟期中生べと病抵抗性有しフムロン多くコフムロン少ない品種である。  型は棍棒状,草丈は中,萌芽の色は赤紫,立ち性は斜立である。主の色は赤緑,稜線の色は赤紫,巻付き性は中,節部柔毛多少無毛節間長及び節数は中である。側枝長さ及び分枝性は中,着花型三次側枝,着花密度はやや密,耐風性はやや強である。幼及び成の色は淡緑葉身の形掌状形,裂片数は七裂,切れ込みの深さは中,葉縁鋸歯の形は鋸歯状葉柄裂刻の形は閉じる,葉身大きさは中である。球花の色は黄緑,形は長楕円形大きさは大,ほう数,100 球花重及び1つる当たりの球花数は中である。外ほうの色は黄緑,形は楕円大きさは中,内ほうの色は黄緑,形は楕円大きさは中である。ルプリンの色は黄,大きさは中,量はやや多である。開花期球花期及び成熟期は中,べと病抵抗性及び球花抵抗性である。全樹脂含量及びα酸含量は中,β区分含量はやや多,硬樹脂含量は中,フムロン多,コフムロン及びアドフムロンは少,香気強弱及び精油含量は中である。  「信州早生」と比較して草丈が短いこと,節部柔毛多少無毛であること,べと病抵抗性及び球花抵抗性であること,フムロンが多いこと等で,「フラノエース」と比較して葉柄裂刻の形が閉じること,球花大きさ大きいこと,外ほうの形が楕円であること等で,「ソラチエース」と比較して型が棍棒状であること,稜線の色が赤紫であること,球花の形が長楕円形であること,全樹脂含量及びα酸含量少ないこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,出願者のほ場北海道空知郡上富良野町)において,昭和58年に「ソラチエース」に「Saaz」を交配59年及び60年個体選抜62年から平成元年生産力検定試験及び品質検定試験を,2年及び3年成分調査行い5年にその特性を確認して育成完了したのである。  なお,出願時の名称は「サッポロ1号であった





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