フライトポッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 03:37 UTC 版)
「コロニアルバトルスター」の記事における「フライトポッド」の解説
バトルスターの主たる攻撃手段である艦載機及びその他宇宙船の航宙運用施設である。主な施設としては、フライトデッキ(またはランディングベイ)と呼ばれる宇宙船発着口及び係留区画、ハンガーデッキと呼ばれる艦載機格納庫区画、発進チューブと呼ばれるバイパー戦闘機専用の射出設備があり、これらの施設に付随するように艦載機用燃料タンク、資材倉庫などの関連施設が併設されている。 ポッド自体は、胴体部から延びる数本(2~3本)の支柱によって斜め下方方向に懸架されており、両舷に1基ずつ計2基が設置されている。また、フライトポッド間は胴体部を貫通する支柱があり、支柱内部の専用通路により物資の移動が可能である。ポッドの前後には開口部(オリジナルシリーズは後部のみ開口)があり、着艦した艦載機は、ここからフライトデッキに進入しエレベータで下層にあるハンガーデッキへ移動する。大型宇宙船の場合はデッキ内の係留ポートにそのまま係留される。発着口の開閉機構は存在しない(リ・イマジニングシリーズのギャラクティカタイプバトルスターのみFTL航行時にポッドを艦胴体部に格納し開口部を閉鎖する。この機構のためにギャラクティカおよびその同型艦は過剰なまでの船体強度を持っていたという。)。このことから、戦闘中もフライトデッキは常時開放状態でありこの部分から艦内部へ攻撃を受けたり、サイロン兵士が移乗してくることがある。 フライトデッキの下層にあるハンガーデッキは、艦載機格納庫及び整備区画となっており、バイパー戦闘機は駐機スポットからハンガーデッキに併設する発進チューブへ運ばれ、カタパルトにより射出される。チューブはハンガーデッキから外部方向に向かって数十本設置されており、同時に多数の艦載機を射出することができる。
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