フォームフィット機能更新プログラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 01:40 UTC 版)
「AIM-120 (ミサイル)」の記事における「フォームフィット機能更新プログラム」の解説
レイセオンはフォームフィット機能更新プログラム(F3R)の元、新しいシグナルプロセッサを開発している。これはミサイルのガイダンスセクションの約半分を占める15枚の回路カードに影響するもので長年の生産と集積回路の開発の問題により技術の更新に遅れ陳腐化したAMRAAMの生産を2020年代に確実にするために実施されるものである。AIM-120のソフトウェア開発者はF3Rは2年以内に導入する準備が整うとしており、これにより新技術やアプリケーションを開発するためのより強力なプラットフォームを提供することになるとしていた。しかし、2017年7月にアプリケーション固有の集積回路(ASIC)が原因で遅れていることが報告されている。空軍と海軍は、レイセオンがASICの設計上の問題を解決できることを期待しているが問題により、2018年度の購入数を減少させており、加えてレイセオン自身も2019年度の設計のアップグレードを削減する予定でありキーとなる試験も1年遅れている。レイセオンの担当者は2017年6月のパリ航空ショーにおいて「修正案を見つけ出し、すべてが順調である」と述べたが、問題をどのように解決したかは顧客の敏感さを踏まえ特定しなかった。
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