フェルミ‐ガンマせんうちゅうぼうえんきょう〔‐センウチウバウヱンキヤウ〕【フェルミγ線宇宙望遠鏡/フェルミガンマ線宇宙望遠鏡】
フェルミガンマ線宇宙望遠鏡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 07:48 UTC 版)
フェルミガンマ線宇宙望遠鏡 (フェルミ望遠鏡) は、ガンマ線観測用の天文衛星である。以前は Gamma-ray Large Area Space Telescope (GLAST) と呼ばれていた。ガンマ線検出器として大面積望遠鏡 (LAT) とガンマ線バーストモニター (GBM) の2つを搭載する。2008年6月11日 16:05 GMTにデルタII7920-H ロケットでNASAによって打ち上げられ、2008年8月から運用が開始された。アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、スウェーデンの政府機関、研究組織による共同研究である[1]。2008年2月8日にNASAはGLASTに新名称をつける事を提案し[2]、2008年8月26日に Fermi Gamma-ray Space Telescope と改名した[3]。
- ^ “An Astro-Particle Physics Partnership Exploring the High Energy Universe - List of funders”. SLAC. 2007年8月9日閲覧。
- ^ “Name that Space Telescope!”. NASA (2008年2月8日). 2008年8月27日閲覧。
- ^ “NASA Renames Observatory for Fermi, Reveals Entire Gamma-Ray Sky” (プレスリリース) 2008年8月27日閲覧。
- ^ “NASA's Fermi Celebrates Five Years in Space, Enters Extended Mission”. NASA. (2013年8月21日) 2013年8月25日閲覧。
- 1 フェルミガンマ線宇宙望遠鏡とは
- 2 フェルミガンマ線宇宙望遠鏡の概要
- 3 参加研究機関一覧
- 4 脚注
フェルミガンマ線宇宙望遠鏡
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「SLAC国立加速器研究所」の記事における「フェルミガンマ線宇宙望遠鏡」の解説
詳細は「フェルミガンマ線宇宙望遠鏡」を参照 SLACは2008年8月に打ち上げられたフェルミガンマ線宇宙望遠鏡のミッションと運用において主要な役割を果たした。このミッションの主要な科学的目標は以下の通りである。 活動銀河核、パルサー、そして超新星残骸における粒子加速のメカニズムを理解すること 空のガンマ線について、未知の線源と放出の拡散について解明すること ガンマ線バースト及びガンマ線トランジェントの高エネルギー挙動を決定すること ダークマターと基礎物理学の探査
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