パットン
パットン
パットン(アメリカ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 02:04 UTC 版)
「鉄道車両におけるハイブリッド」の記事における「パットン(アメリカ)」の解説
アメリカのパットン・モーター社(英語版)のシステムは最初期のハイブリッド気動車・機関車の一例であり、ガス・エレクトリック方式をとっていた。1889年2月25日にウィリアム・パットンによって特許が申請されており、試作車の構造に似た図が描かれている。1891年には路面電車形の車両が当時プルマン社のカンパニータウンであったイリノイ州プルマン(英語版)(現在はシカゴの一部)で試験運用を行っており、1897年には小型の機関車がアイオワ州シーダー・フォルス(英語版)の路面電車会社に販売された。後者はガソリンエンジン(2気筒・25hp・常に一定の回転数を維持)で分巻発電機(220V・セルモーター兼用)を回し、主電動機(35hp・直並列制御)2基を駆動するとともに鉛蓄電池(200Ah・100セル)を充電するものであった。 なお、このころは「ハイブリッド」という用語は用いられておらず、19世紀最末期から20世紀最初期にかけて初めて「mixed drive train」という言葉が用いられるようになった。
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