パソコン出荷台数(ぱそこんしゅっかだいすう)
国内外のハイテク調査会社が、独自の市場調査により推計したパソコンの出荷台数を発表する。四半期ごとに調査結果が発表され、IT関連の個人消費や設備投資を知る上での手がかりとなっている。
2001年の1~3月期で見ると、世界中で出荷されたパソコンの台数は、およそ3200万台となっている。最も出荷台数の多い市場はアメリカで、世界出荷台数のおよそ3分の1を占めている。
しかし、アメリカ市場では、景気減速を背景に、企業の設備投資が冷え込んでいると見られ、前年同期比で1割近く落ち込んでいる。
メーカー別では、米デルコンピュータが大きく躍進し、世界でトップとなる13.1%のシェア(市場占有率)を得ている。それに、コンパック (11.9%)、ヒューレット・パッカード (7.5%)、IBM(6.3%)などが続く。
なお、日本市場のパソコン出荷台数を発表している日本電子情報技術産業協会 (JEITA) によると、2000年の国内向け出荷台数は1155万台と前年と比べて25%増加していることが明らかにされている。
(2001.04.23更新)
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