バック・トゥ・バック(近接配置)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/11 08:37 UTC 版)
「直流送電」の記事における「バック・トゥ・バック(近接配置)」の解説
「バック・トゥ・バック・ステーション」(あるいはBTBと略す)は、静止インバータと整流器の両方が同じ場所、通例同じ建物内に配置されている変電所である。直流配電線の長さは極力短くされている。HVDCバック・トゥ・バック・ステーションは下記のために利用される。 異なる周波数の電力幹線の連系(日本や、UAE (50 Hz) とサウジアラビア (60 Hz) の間のGCC相互接続のような場合) 同じ公称周波数であるが固定した相関係を持たない、2つのネットワークの結合(1995/96年までのen:Etzenrichtや Durnrohr、Vienna) 異なる周波数と相数(例えば、en:Traction substation) 中間回路における直流電圧は、HVDCバック・トゥ・バック・ステーションにおいては短い導体長のため自由に選択しうる。整流器の設置場所を少なくし整流器の直列接続を避けるため、直流電圧は極力低く取られる。このため、HVDCバック・トゥ・バック・ステーションでは、とり得る最大な電流定格の整流器が使用される。
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