ヌーベル‐バーグ【(フランス)nouvelle vague】
ヌーヴェルヴァーグ
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ヌーヴェルヴァーグ(フランス語: Nouvelle Vague)は、1950年代末に始まったフランスにおける映画運動。ヌーベルバーグ、ヌーヴェル・ヴァーグとも表記され、「新しい波」(ニュー・ウェーブ)を意味する。
- ^ http://www.imdb.com/name/nm0000419/
- ^ FRANÇOISE GIROUD À PROPOS DE LA NOUVELLE VAGUE(フランス語)、INA、2010年1月28日閲覧。
- ^ E/Mブックス<5>, p. 50.
- ^ 美しきセルジュ - IMDb(英語)
- ^ 大人は判ってくれない - IMDb(英語)
- ^ ベルガラ 2012, pp. 68, 678.
- ^ Begery, Benjamin. Reflections: Twenty-one cinematographers at work, p. 200. ASC Press, Hollywood.
- ^ 山田宏一 2019, pp. 476–480.
- ^ E/Mブックス<2>, pp. 28–31.
- ^ a b 秦早穂子 (2021年9月10日). “「勝手にしやがれ」あの夏の衝撃 ジャンポール・ベルモンドの訃報に寄せて”. 朝日新聞 2022年1月16日閲覧。
- ^ 秦早穂子『影の部分』リトル・モア、2012年3月26日、22-25頁。ISBN 978-4898153314。
- ^ 勝手にしやがれ - IMDb(英語)
- ^ a b c “松竹の映画製作の歴史 Part15 <松竹ヌーベル・バーグ>”. 松竹株式会社. 2021年12月8日閲覧。
- 1 ヌーヴェルヴァーグとは
- 2 ヌーヴェルヴァーグの概要
- 3 定義
- 4 参考文献
- 5 関連項目
ヌーベルバーグ
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「1960年代のカウンターカルチャー」の記事における「ヌーベルバーグ」の解説
フランスでは「ヌーベルバーグ」という言葉は、1950年代後半から1960年代にかけてフランスの映画制作者グループのために批評家によってつくられた包括的用語であり、イタリアのネオリアリズムと古典的なハリウッド映画の影響を受けていた。ヌーベルバーグの監督たちは形式的に組織された動きをしたわけではなかったが、古典的な映画のスタイルである拒絶と偶像破壊精神によって結びついていた。彼らのおおくは、時代の社会的、政治的な変転にも取り組んでおり、保守的な枠組みのなかで編集、ビジュアルスタイル、物語のラジカルな実験をおこなった。 リヴ・ゴウシュ(左岸)グループは、フランスのヌーベルバーグの映画監督たちのグループの代表で、はじめに作家リチャード・ラウドによってそう呼ばれた。右岸グループへの返答として、映画雑誌カイエ・デュ・シネマで有名なクロード・シャブロルでフランソワ・トリュフォー、ジャン・リュック・ゴダールなどの映画監督で構成された。左岸の監督たちには、クリス・マーカ、アラン・レスナ、アネネス・バルダも含まれる。ラウドによれば、政治的左派のアイデンティティ同様、ゴウシュ派は「ボヘミアン生活の愛好家のため、右岸にはガマンできず、文学とプラスチックアートに関心をもち、そのうちに実験映像が面白くなった」という。
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