ドレッドノートの出現とは? わかりやすく解説

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ドレッドノートの出現(1906年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:35 UTC 版)

戦艦」の記事における「ドレッドノートの出現(1906年)」の解説

日露戦争での黄海海戦日本海海戦1905年)の戦訓から、戦艦主砲による遠距離砲撃力が海戦雌雄を決する認識された。これを受けて1906年主砲の門数を倍以上に増やし主砲だけで戦うという画期的な建艦思想基づいて設計され戦艦ドレッドノート」(Dreadnought18,110t、30.5cm砲10門)」が英国建造された。ドレッドノートの出現により、それ以前建造され戦艦だけでなくイギリス含めた建造中の戦艦までもが一挙に時代遅れとなったドレッドノート以前戦艦前弩級戦艦(pre-dreadnoughts)と呼ばれる。これ以後各国建造される戦艦は「ドレッドノート」に準じた弩級戦艦」(ド級戦艦、dreadnoughts)となり、列強国保有戦艦は前弩級から弩級への転換迫られた。このドレッドノートの出現により世界各国列強海軍パワーバランス崩れたことを「ドレッドノート・ショック」と呼ぶ。中小国海軍は無理をしながら戦争抑止力として、1-3隻の弩級または超弩級戦艦購入した

※この「ドレッドノートの出現(1906年)」の解説は、「戦艦」の解説の一部です。
「ドレッドノートの出現(1906年)」を含む「戦艦」の記事については、「戦艦」の概要を参照ください。

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