トレーニンググリッパー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/01 00:28 UTC 版)
「ハンドグリッパー」の記事における「トレーニンググリッパー」の解説
トレーニンググリッパーは筋力トレーニングを目的としているため、必要な握力が27kg程度から中には100kgを越える物まで存在する。これは、筋力を強化する目的であるためであるが、平均握力は上記のとおりであるから、握力を強化していない一般人には(ウエイトトレーニングを行っている人でも)閉じること自体が難しいものもある。グリップには金属(アルミニウムなど)を使用しているものが多い。現在では「ハンドグリッパーをクローズさせる」こと自体が一種のスポーツともなっており、そういった人はハンドグリッパーをクローズさせるためだけにトレーニングを行なっている(ただし「逆の力も鍛えることも必要」という強化の原則から「開く」力を鍛えることも必要ではある)。なお、一定以上のグリップをクローズさせた場合、賞金を進呈するようなキャンペーンもある。 スポーツ用、トレーニング用とも、基本的にはスポーツ用品店で一般的に販売されており、握りつぶすのに必要な握力(kg単位)によって分類される。日本の一般的なスポーツ用品店では、およそ45kg程度が入手できる最高強度である。これは、それ以上は平均握力を超えてしまうため買う人自体が限られるためでもある。トレーニング用の製造企業としては日本ではイサミ、エバニューなどが存在するほか、海外製品では、RB(ロバート・バラバン)グリッパー(数字は必要握力であり、ポンド単位)や、アメリカのアイアンマインド社が発売しているCoC(キャプテンズ・オブ・クラッシュ・グリッパーズ)グリッパーen:Captains of Crush Grippersが存在するほか、BB(ビーフ・ビルダー)グリッパーなどが存在する。
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