東海の幸【トウカイノサチ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第4553号 |
登録年月日 | 1995年 6月 13日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 東海の幸 よみ:トウカイノサチ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岩田義朗、岩田悟 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗 岩田悟 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「希望の光」に出願者所有の育成系統を交配して育成されたものであり,花色は鮮黄で一輪仕立ての切花向きのやや大輪花である。 草型は直立性,草性は高性,主たる仕立て法は一輪仕立て,開花時の草丈は中である。茎の太さは6.0~7.9mm,色は緑,強さは強,縦じわは高,稲妻型屈曲は無,節間長は10~19mmである。葉身長は75~99mm,葉幅は50~74mm,基部の形は凹形,先端部分の形は尖,葉の二次欠刻の程度は中,葉裂片縁部の重なりは重なる,葉の表面の色は濃緑,裏面の色は緑,厚さ及び硬さは中,葉全体の角度は立つ,葉身の巻き方は平,たく葉は全体的にある,分布状態は主に両側,形は3~4深裂以上,大きさは小である。つぼみの形は平,花の大きさは 110~149mm,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数は400~599である。管状花数は10~49,分布は散在,全長は8.0~8.9mmである。花弁の形は舟底弁,先端の形は丸い,外花弁及び内花弁の反り方は内曲,花弁の長さは50~69mm,幅は10.0~14.9mm,外花弁の表面の色は鮮黄(JHS カラーチャート2507),裏面の色は明黄(同2506),外花弁の角度は上向き,花の中心部の色は外弁と同色である。花たくの形は盛り上がったドーム状,花たくの大きさは15.0~17.4mm,総ほうの大きさ及び総ほう部から花頂部までの高さは30~39mm,花首の長さは20~29mm,季咲きの開花期は秋である。 「希望の光」と比較して,たく葉の形が3~4深裂以上であること,外花弁の表面が鮮黄であること,裏面が明黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に出願者のほ場(愛知県稲沢市)において,「希望の光」に出願者所有の育成系統を交配して得られた実生の中から選抜,育成されたものであり,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成3年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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