デーキャブレンジャー(1984年〜1999年)
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「日野・レンジャー」の記事における「デーキャブレンジャー(1984年〜1999年)」の解説
1984年6月レンジャー3M(KM・初代レンジャー)を20年振りにフルモデルチェンジして登場したショートキャブ仕様。3.5t積のFB(3B)と4t積のFC(4C)がある。ライバル車が小型トラックのキャブを流用したのに対し、日野は当時小型トラックの自社生産を行っておらず、ダイハツ工業からのOEMだったためキャブは中型ショートキャブ専用設計になっているのが特徴である。キャッチコピーは「でっかい、いち日」。 通常のレンジャーとは異なる外観であり、簡単に区別できるよう縦型のアウタードアハンドル、角目4灯ヘッドライトを採用し差別化を図っていた。エンジンはW04D型、W06D型、H07C型の3種類。 1987年4月マイナーチェンジ。フロントグリルや内装のデザインを変更。 1988年11月マイナーチェンジ。フロントグリルを変更。 1989年2月 4Cダンプに特別仕様車「イエローバージョン」発売。 1990年5月 ビッグマイナーチェンジ。フロントグリル、キャブドアのデザインを変更。平成元年排出ガス規制適合。キャッチコピーは「アクティブ・スリム」「人と空間の最先端に」。 1991年デーキャブレンジャーをベースにディーゼルハイブリッドのHIMR塵芥車を開発。 1995年2月ライジングレンジャーに統合される形で生産終了。但し、HIMR仕様は、その後も1999年まで生産が継続された。
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