テレビ放送用チャンネル番号と周波数の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 17:08 UTC 版)
「チャンネル (テレビ放送)」の記事における「テレビ放送用チャンネル番号と周波数の対応」の解説
1 - 12チャンネル:VHFテレビチャンネル。 13 - 62チャンネル:UHFテレビチャンネル。なお、地上波のデジタルテレビ放送はリパック作業(周波数まとめ、日本の地上デジタルテレビ放送を参照)完了後は13 - 52チャンネルのみを使用。 63 - 80チャンネル:SHFテレビチャンネル(難視聴地域用。12GHz付近が割り当てられている)。 BS-1 - BS-23チャンネル(加入者向け空中送信波):衛星放送用チャンネル(12GHz帯が割り当てられている)。 チューナー本体が受信する周波数とは異なる。詳細はテレビ周波数チャンネル#12GHz帯バンド(BS放送)を参照。 C13 - C22チャンネル:CATVのミッドバンドチャンネル。 C23 - C63チャンネル:CATVのスーパーハイバンドチャンネル。 アナログ放送においては、混信対策として基本的に同一エリア内で隣接しあうチャンネルは使用しないことや隣接するエリア同士では同一のチャンネルを使用しないという取り決めがある(例:関東地方では2・5・7・9・11チャンネルが空きチャンネルであった)。ただし例外として、3チャンネルと4チャンネルは周波帯が離れているから隣接しても共存できる(例:NHK Eテレ東京の3チャンネルと日本テレビの4チャンネル)。また通常水平偏波の地上波放送に対して垂直偏波を使用することで隣接するチャンネルを使用している場合もあるが、この場合でも周波数の一部が重複するVHF7チャンネルとVHF8チャンネルは共存できない。 アナログ放送では一部地域において放送局同士の混信対策のために±10kHzずらしていた(オフセット周波数。例えば1チャンネルの場合、中心周波数92.99MHz・映像周波数91.24MHz・音声周波数95.74MHzまたは中心周波数93.01MHz・映像周波数91.26MHz・音声周波数95.76MHzで送信している送信所がいくつかある)。また地上デジタルテレビ放送の周波数は全て中心周波数+142.857kHzで送信しているが、オフセット周波数は実施されていない。 各チャンネル番号と周波数の対応の詳細は、テレビ周波数チャンネル#チャンネル一覧を参照。
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