国鉄C63形蒸気機関車
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国鉄C63形蒸気機関車(こくてつC63がたじょうききかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)が計画・設計したテンダー式蒸気機関車の一形式である。国鉄最後の制式蒸気機関車として計画されながら、1956年(昭和31年)に設計図が完成したのみで、実際には製造が行われなかった。このため未成車両となり、幻の(蒸気)機関車とも呼ばれている。
- ^ 「鉄道省C58形」『汽車会社蒸気機関車製造史』交友社、1972年、121頁。doi:10.11501/11956037 。"C63形は設計完了直後に新製中止となり、我が国ではボイラ圧力18kg/cm2はついに日の目を見ることがなかった。(試験的にはC58形で行われている)"とある
- ^ C62等と同様のデルタ式従台車であり、日本製で一軸式のものは満鉄機関車等に見られる。
- ^ 佐藤博「C63形機関車の設計完了」『交通技術』 11巻、10(124)、交通協力会、1956年9月、35頁。doi:10.11501/2248476 。
- ^ a b 『鷹取工場回想(創業100年の記録)』p.79
- ^ 栄光の日本の蒸気機関車
- ^ 鉄道ピクトリアル編集部 編『日本蒸気機関車特集集成上』鉄道図書刊行会、181頁。
- ^ 鉄道ピクトリアル編集部 編『日本蒸気機関車特集集成上』鉄道図書刊行会、172頁。
- ^ 『国鉄機関車事典―蒸気・電気・ディーゼル機関車66形式』。
- ^ 安藤広三「幻のSL「C63」模型で誕生」『鉄道工場』 30巻、4(343)、レールウエー・システム・リサーチ、1979年4月、36-37頁。doi:10.11501/2360078 。
- ^ 佐藤博「〝幻のSL〟C63誕生」『鉄道工場』 30巻、9(348)、レールウエー・システム・リサーチ、1979年9月、36-37頁。doi:10.11501/2360083 。
- 1 国鉄C63形蒸気機関車とは
- 2 国鉄C63形蒸気機関車の概要
- 3 参考文献
固有名詞の分類
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