テクニカラー・アドバンストHDR
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「ハイダイナミックレンジビデオ」の記事における「テクニカラー・アドバンストHDR」の解説
SDRとの下方互換性を狙ったHDRフォーマット。2020年12月19日 (2020-12-19)現在[update]、この形式のコンテンツはまだない。 SL-HDR1(シングルレイヤーHDRシステム パート1)はSTマイクロエレクトロニクス、フィリップス、テクニカラーが共同開発したHDR規格である。2016年8月にETSI TS 103 433として標準化された。SL-DDR1は、静的(SMPTE ST 2086)および動的メタデータ(SMPTE ST 2094-20フィリップス形式および2094-30テクニカラー形式)を用いて、既存のSDR配信ネットワークおよびサービスを使用して届けることができるSDRビデオストリームからHDR信号を再構築することによって直接的な下位互換性を提供する。SL-HDR1は、シングルレイヤーのビデオストリームを用いてHDRデバイスではHDRのレンダリングを、SDRデバイスではSDRのレンダリングを可能にする。HDR再構築メタデータはHEVCないしAVCに補助的拡張情報(SEI)メッセージを使用して付加可能である。
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