テクニカラーとは? わかりやすく解説

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テクニカラー【Technicolor】

読み方:てくにからー

カラー映画製作の一方式。青・緑・赤の三原色分解した3本フィルムを1本にまとめる方法商標名


テクニカラー

撮影はRGB三原色分解ネガとし、上映用のプリントはYMC(イエロー、マゼンタ、シアン)の色素と墨版を印刷する「転染法」のカラー写真方式。後に撮影は通常の「モノパック」となるのだが、現在は廃れている。

(執筆:オーディオビジュアル評論家 吉田伊織)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。


テクニカラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/21 04:37 UTC 版)

テクニカラー英語: Technicolor)はカラー映画の彩色技術を開発した企業またはその彩色技術の通称である。フィルムの現像、プリント、テレシネなど、ポストプロダクションを行っている。1916年アメリカ合衆国で起業し、その後数十年にわたり進化を続けた。現在は現テクニカラー社の一部門となっている。同社で処理された映画作品は、クレジットでCOLOR BY TECHNICOLORと表示され、テクニカラー作品などと呼ばれることが多い。 同業のデラックス社とは長年のライバル関係にある。


  1. ^ US patent 1208490, issued December 12, 1916 
  2. ^ アメリカの施設閉鎖後もイギリスでは78年、イタリアでは80年までプリント製作が行われていた。


「テクニカラー」の続きの解説一覧

テクニカラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 05:15 UTC 版)

ジョン・ヘイ・ホイットニー」の記事における「テクニカラー」の解説

ジョンブロードウェイなどのミュージカルにも様々な出資行っており、1931年にはピーター・アーノの『Here Goes the Bride』に10万ドル投資行ったものの、失敗していた。一方で1939年の『Life with Father』では一転して大きな収益上げている。 1934年フォーチュンのテクニカラーに関する記事によればジョンこの頃から映画産業関心持っていたとされる。テクニカラーは1932年三色法による世界初カラーフィルム製造成功したフィルム会社で、RKOのマーリン・コールドウェル・クーパー(Merian Caldwell Cooper)はこの技術将来性確信してジョン同社への投資勧めていた。そしてジョンRKO出資により、1932年にパイオニア・ピクチャーズが設立された。ジョン、および出資持ちかけられコーネリアス・ヴァンダービルト・ホイットニーは、同社合わせて15%保有していた。 また、デヴィッド・O・セルズニック制作会社87ドルもの投資行っており、同社取締役会長にも就任した。同プロダクション制作した『風と共に去りぬ』レベッカ』にも出資しており、その製作費の半分ジョン資金であった

※この「テクニカラー」の解説は、「ジョン・ヘイ・ホイットニー」の解説の一部です。
「テクニカラー」を含む「ジョン・ヘイ・ホイットニー」の記事については、「ジョン・ヘイ・ホイットニー」の概要を参照ください。


テクニカラー(Technicolor SA)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 19:56 UTC 版)

テレシネ」の記事における「テクニカラー(Technicolor SA)」の解説

ボッシュ社フィリップス社とテレシネ事業各社渡り歩き、現在は同社開発・販売行っている。光源装置キセノンランプ撮像装置ラインCCD採用しており特徴としては拡散光効果によりフィルムの傷などを低減している。

※この「テクニカラー(Technicolor SA)」の解説は、「テレシネ」の解説の一部です。
「テクニカラー(Technicolor SA)」を含む「テレシネ」の記事については、「テレシネ」の概要を参照ください。

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