ダーウィン‐フィンチ【Darwin's finch】
ダーウィンフィンチ
ダーウィンフィンチ類
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/05/02 20:52 UTC 版)
ダーウィンフィンチ類はフウキンチョウ科に属する、フィンチ類に似た（類縁性は薄い）小型種の総称である。南アメリカ沖のガラパゴス諸島・ココ島の島々にのみ生息する。単にダーウィンフィンチとも呼ばれるが、狭義にはこのうちの1種をダーウィンフィンチと呼ぶ。ガラパゴスフィンチ類とも称されるが、1種（ココスフィンチ）はガラパゴス諸島にいないので不適切ともされる[1][2]。
- ^ ラック 『ダーウィンフィンチ』 (1974)、26頁
- ^ 坂根干, “ダーウィンフィンチ類”, 日本大百科全書, Yahoo!百科事典, 小学館
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- ^ ラック 『ダーウィンフィンチ』 (1974)、98・124・138頁
- ^ ラック 『ダーウィンフィンチ』 (1974)、79頁
- ^ ラック 『ダーウィンフィンチ』 (1974)、74-75頁
- ^ ラック 『ダーウィンフィンチ』 (1974)、56-57頁
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[続きの解説]
「ダーウィンフィンチ類」の続きの解説一覧
- 1 ダーウィンフィンチ類とは
- 2 ダーウィンフィンチ類の概要
- 3 生態
- 4 属と種
- 5 参考文献
ダーウィンフィンチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/17 07:34 UTC 版)
1970年 - 80年代に観察された自然選択の例。長い乾期によってダーウィンフィンチが主食にしていた木の実が少なくなると、堅い実を食べるのに適した大きな嘴を持った個体が選択的に生き残った。その後、大雨で食料が増えると、大きな嘴を持つ個体は（体の維持などの点で）不利となり、全体の平均的な体格は縮小する傾向を示した。単純に体格や嘴の平均値が変化するだけではなく、性選択の影響も同時に受け、複数の小グループに収斂する様子も観察されている。さらに2010年代現在においては、人間のゴミ捨て場で残飯を漁るのに適した嘴を持つ個体が増加している。
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