スポーツの応援歌
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プロ野球チーム・東京ヤクルトスワローズの応援歌となっている。1954年(昭和29年)、後に国鉄スワローズ私設応援団(ツバメ軍団)団長になる岡田正泰が、巨人側の観客席は大勢のファンで盛り上がっているのに、自分たちが座った国鉄スワローズ側は空席が目立っていた。そんな様子を見て、1人最前列に下りていき、歌唱応援を始めたのが最初である。現在は、得点の入った時および本拠地神宮球場で7回裏の攻撃前(ラッキーセブン)に、拡げたビニール傘(青や緑が多い)を振って歌っている。これも1978年(昭和53年)のヤクルト初優勝の前後に、岡田の発案によって始まったものである(なお、戦前の歌詞には燕が歌いこんであった)。 かつて、昭和40年代(昭和40年〈1965年〉~47年〈1972年〉)頃には、当時東京スタジアムを本拠地としていた東京オリオンズ→ロッテオリオンズの応援団が東京音頭を使用していたが、同球場の閉鎖に伴う撤退を境に使用されなくなった。この関係から2007年(平成19年)、千葉マリンスタジアム開催時のセ・パ交流戦・千葉ロッテ対東京ヤクルト戦において「東京音頭、譲りました。」というキャッチフレーズが付けられている。 また、FC東京でも、2006年からの東京ヤクルトとのタイアップを受ける形で「東京音頭」が採用されている。間奏部分は野球と同様に「くたばれ読売」である。こちらで指される「読売」とは、FC東京にとって東京ダービーの相手となる東京ヴェルディのことである。
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