スプーフィングとは? わかりやすく解説

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スプーフィング【spoofing】

読み方:すぷーふぃんぐ

spoofは、だます、かつぐ、の意》⇒成り済まし2


なりすまし

別名:スプーフィング
【英】spoofing

なりすましとは、他人の名をかたり、自分以外の人物のふりをすること、および、他人のふりをして人を欺くことである。ITの分野では、ネットワーク上で他のユーザー情報使用して他のユーザーとして活動する、という意味で用いられることが多い。

なりすましによって行われる行為代表的なものには、個人情報盗用他人かたった電子メールの送信掲示板への書き込み犯罪行為の際の身分偽装などがある。なりすまし行為不正アクセス禁止法によって処罰対象となる。

身分装った著名人の名を騙ったりして相手をだまし、金銭得ようとする、詐欺の手口は「なりすまし詐欺」と呼ばれることも多い。電話使って行われるオレオレ詐欺」「振り込め詐欺」もなりすまし詐欺一種である。

なりすましの手法のうち、IPアドレス偽装して不正侵入を行うものは特にIPスプーフィング呼ばれるまた、電子メールにおいて、送信情報偽装してメール本文閲覧させる手法が、メールスプーフィングなりすましメール)などと呼ばれている。

電子掲示板ブログコメント欄コメント書き込む際に、ハンドルニックネーム)を著名人特定の第三者の名前にしたり、Twitterはじめとするソーシャルメディアにおいて著名人アカウントあるかのようによそ行ったりすることも、なりすまし行為該当する


参照リンク
不正アクセス行為の禁止等に関する法律(IPA)
日本ベリサイン -なりすましについて

スプーフィング攻撃

(スプーフィング から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/18 04:12 UTC 版)

スプーフィング攻撃(: spoofing attack)は情報セキュリティ、特にネットワーク・セキュリティにおいて、不正なデータを用いることにより、攻撃者や攻撃用プログラムを別の人物やプログラムに見せかける事を利用した攻撃。




  1. ^ Cambridge Dictionary「spoof」”. 2016年9月27日閲覧。
  2. ^ 「spoof」”. Dictionary.com. 2016年9月27日閲覧。
  3. ^ spoof”. Weblio 「英和辞典」. 2016年9月28日閲覧。
  4. ^ CAPEC-151: Identity Spoofing”. Common Weakness Enumeration. 2016年9月30日閲覧。
  5. ^ CAPEC-148: Content Spoofing”. Common Weakness Enumeration. 2016年9月30日閲覧。
  6. ^ CAPEC-173: Action Spoofing”. Common Weakness Enumeration. 2016年9月30日閲覧。
  7. ^ CAPEC-154: Resource Location Spoofing”. Common Weakness Enumeration. 2016年9月30日閲覧。
  8. ^ CWE-290:Authentication Bypass by Spoofing”. Common Weakness Enumeration. 2016年12月6日閲覧。


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