ザ・レジスター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 22:35 UTC 版)
「アンドリュー・オーロウスキー」の記事における「ザ・レジスター」の解説
2000年、アメリカ合衆国サンフランシスコに移り、『ザ・レジスター』のコラムニストとなる。 2003年4月、閲覧の多いブログが、本来論争的であった表現を中和してしまう潜在的な力をもっている、ということを指すグーグルウォッシング(googlewashing)なる言葉を提案(事象の例:英語版Wikipedia"Second Superpower")した。後に、これは特定の利益集団が社会学上のアドヴァンテージを得るためもので、正当性を欠いた権力あるいは権威の帰属であるとし、これは「不条理な著作権の主張」と同種のものであると述べている。 2004年12月、オーロウスキーはハーヴァード大学法科大学院のバークマン・センターに招かれ、技術的ユートピア主義(techno-utopianism)に関するシンポジウムに参加した。オーロウスキーは、この形態をとったユートピア主義は関心を分散させ、実際的なインフラの問題から資本を遠ざけてしまうと述べた。彼は自分のウェブサイトのFAQページで、「テクノロジーは我々の役に立つ」とし、「だが我々はそれほど優れているわけでもない機械をありがたがっている。さらによくないのは、この機械のメタファーから離れて世界を見ようとしていないことだ。テクノロジーは既存の物事を簡単にやるためには役に立つが、未知のことを我々に教えてくれるものではない。それは未だ存在していない問題は解くことができないのだ」と述べている。
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