コンポーネント実証機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/04 00:43 UTC 版)
「つばさ (人工衛星)」の記事における「コンポーネント実証機器」の解説
小型・高性能化ができるコンポーネントの宇宙実証を目的とする。 CPV(Common Pressure Vessel)型バッテリ実験装置(CPV)1つの圧力容器内に複数のニッケル水素バッテリセルを直列に接続させることにより、小型軽量で低コスト化が可能なCPV型ニッケル水素バッテリの実現性の実証を目的とする。旧東芝(NEC東芝スペースシステムを経て現・NECスペーステクノロジー)が開発。 半導体レコーダ実験装置(SSR)民生用の半導体メモリ素子及び高密度実装方式を用いた半導体メモリ装置の宇宙環境における実証を行い、小型軽量の宇宙機用メモリ装置の設計・試験手法の確立を目的とする。旧NEC(NEC東芝スペースシステムを経て現・NECスペーステクノロジー)が開発。 並列計算機システム実験装置(PCS)民生用MPU、並列処理及びフォールトトレランス技術を採用した高性能・高信頼性計算システムで、軌道上における高性能計算機システムの実用化技術、民生部品を利用した機器設計技術及びソフトウェアによる汎用的な冗長処理・並列処理技術の確立を目的とする。NECが開発。
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