グループルビ

デジタル大辞泉

グループ‐ルビ

《(和)group＋ruby》ルビの付け方の一種。複数の文字全体の読みとしてルビを付けるやり方。「昨日」「五月雨」「紐育」の場合は、全体に均等に「きのう」「さみだれ」「ニューヨーク」とルビを付ける。対語ルビ。均等ルビ。群ルビ。→モノルビ

IT用語辞典バイナリ

グループルビ

グループルビとは、ルビの種類の1つで、熟語を1まとめにして熟語の表示幅内でルビを振ることである。

グループルビは、例えば「用語」の文字の場合、「用」の真上に「よ」、「用」と「語」の間の上に「う」、「語」の真上に「ご」をそれぞれ等間隔で配置する。熟語の真上にルビが等間隔で表示されるため、モノルビよりも見栄えがよいという特徴がある。一方、グループルビでは漢字1文字ごとの読み方を知ることはできない。

グループルビは、「今日」や「銀杏」のように、特に漢字1文字ごとに対応した読みのない熟語などに用いられる。

印刷・DTPのほかの用語一覧

校正：	行頭禁則  行末禁則  ゴチ  グループルビ  メトリクスカーニング  ミン  モノルビ

>>校正カテゴリの他の用語