モノルビ
モノルビとは、ルビの種類の1つで、漢字1文字ごとに対応したルビを振ることである。
モノルビは、例えば「辞典」の文字の場合、「辞」の真上に「じ」、「典」の真上に「てん」を配置する。モノルビでは、漢字と対応するルビが一致するため、漢字の読み方を知ることができるというメリットがある。一方、ルビの表示幅はグループルビとは異なり狭く、ルビの字間は等間隔にならないことが多い。
モノルビにおいてルビが3文字以上の場合、ルビ文字が隣の漢字の領域に達してしまうことがある。このような場合には、漢字の前後の字間を広げるなどしてルビの領域の確保を図る。
なお、「昨日」や「伊右衛門」のように、漢字1文字ごとに対応した読みのない熟語ではモノルビを用いずにグループルビが用いられる。
ルビ
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