ルビとは?

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用語解説

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ルビ 1 [ruby]

〔五号活字振り仮名である七号活字大きさルビー(2) に相当したことから〕

(1)振り仮名用の活字。主に四~六ポイントの小活字ルビー
(2)振り仮名
「―を付ける」「総―の本文

ルビー 1 [ruby]

(1)鋼玉(こうぎよく)の一。微量に含まれるクロムによって赤色呈する良質のものは宝石にする。七月誕生石ミャンマーマンダレー地方産が有名。紅玉

(2)五・五ポイント欧文活字古称
→ルビ



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ルビ 【ruby】

漢字などに添え振り仮名。本来は、振り仮名用の活字のこと。


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ルビ ruby

難し漢字や、筆者意図どおりに読ませたい漢字の横または上に付けられる小さな活字のこと。(ふりがな


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ルビ

【英】ruby

ルビとは、基本となる文字列に並んで、注釈付け加えたりするための補助情報のことである。

日本において、ルビとしてよく利用されるものは、難し漢字に付け振り仮名である。ルビが表示される位置は、基本の文字列の上部横書き場合)に、普通は基本となる文字列表示より一回り小さサイズ表記される。

HTMLでは<ruby></ruby>の文字列がルビ表示用のタグとして定義されている。

ちなみに、ルビの由来であるが、イギリス印刷業界では活字サイズ宝石の名前で呼んで区別していたことによるとされる基本テキストに使われることが多い活字サイズである10ポイントの約半分の5.5ポイント活字サイズ宝石ルビーと呼んでいたのである


参照リンク
Ruby Annotation - (英文
オフィスソフトのほかの用語一覧
ワープロソフト:  リッチテキスト  リッチテキストフォーマット  領域  ルビ  ルーラ  索引作成  三四郎


ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

ルビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/08/01 09:44 UTC 版)

ルビ: ruby)とは文章内の任意の文字に対しふりがな/説明/異なる読み方といった役割の文字をより小さな文字で、通常縦書きの際は文字の右側/横書きの際は文字の上側に記されるものである。

明治時代からの日本の活版印刷用語であり、「ルビ活字」を使用し振り仮名(日本語の場合)やピン音(中国語の場合)などを表示したもの。日本で通常使用された5号活字にルビを振る際7号活字(5.25ポイント相当)を用いたが、一方、イギリスから輸入された5.5ポイント活字の呼び名が: rubyルビー)であったことから、この活字を「ルビ活字」とよび、それによってつけられた(振られた)文字を「ルビ」とよぶようになった。明治期つまり19世紀後半のイギリスでは活字の大きさを宝石の名前をつけてよんでいた[1]

目次

ルビの振り方

ルビをつけることを一般的に「ルビを振る」と表現する。より専門的な用語として組版業界用語では「ルビを組む」と表現する。

ルビが必要となる場合

  • 漢字に読みをつける際に用いる。通常、ひらがなが用いられる。
  • 人名や地名など、一般的でない読み方をする場合に読み方をガイドする。
  • 漢字に限らず、任意の文字・単語に対して別の読み方を指定したい場合に使用する。
  • 外来語を翻訳した用語の場合に、その用語自体の読み方は一般的に自明だが元の外来語の発音を提示したい場合に用いる。この場合はカタカナが用いられる。
  • その他、文書の対象年齢が低い場合など必要に応じ総ルビを施す(少年向け漫画など)。また、かつての新聞はルビが多かった(「今日(けふ)」など簡易な物にも振ってあり、総ルビに近い)。

ルビの実現方法

組版規則におけるルビ

組版についての詳細は組版を参照。

ルビの組み方

一般的な組版規則において、ルビの組み方は以下に挙げるような基本的なルールがある。

親文字との位置

親文字とは、ルビを振る対象となる元の文字(文字群)のこと。

  • 縦組みならば親文字の右、横組みならば上に付けるのが基本である。
    • ただし人物名に生没年をつけたり、漢文の書き下し文の組版をする場合には左右ないし上下の両方に付く。
  • 親文字に対する位置は肩付き、センタリング、ジャスティファイなどのルールがある。
  • 親文字の前後の文字が仮名もしくは空白の場合、半角分まで食い込みが可能。
    • 前後に食い込み可能な領域がある場合、後ろにはみ出すことが優先される。
    • 下記のことから、半角分とはつまりルビ1字に相当する。
  • 食い込み可能な領域がない、もしくは不足する場合、前後の文字との字間を空ける。
    • このときも後ろを空けるのが優先される。
ルビ文字のサイズ

組版において、ルビは基本的に親文字の半分のサイズの文字を用いる。冒頭にあるように基本の本文サイズが10.5ポイントならば5.25ポイントであるし、本文が14なら7級とするのがベーシックな組み方である。これには、振り仮名としては親文字となる漢字1字に対して2-3文字の仮名が振れれば多くの場合は充分、ということもある。

そのため漢字2字に対してはルビ4文字が基本であり、それを越える場合には親文字(単語)の字間を少しずつ空けるか写植以降ではルビ文字を変形加工(平体/長体という)するか、「3字ルビ」といった特殊ルビ文字を使用するなどの処理が行われる。

グループルビとモノルビ

漢字1文字ごとに読み仮名を振るルビをモノルビ、単語単位に振るルビをグループルビという。文字と読みの関係を学ぶ目的の文章、教科書や教材(特に低年齢用)ではモノルビが使用される。熟字訓当て字についてはグループルビが使用される。 Ruby-group-mono-ateji.png

捨て仮名

捨て仮名とは、「あ」に対する「ぁ」のように小字で表される仮名を指す印刷用語。

和文組版において、一般的に「基本」とされる組み方では捨て仮名は使わない。そのため、仮に「自由百科事典」に「ウィキペディア」とルビを付けるとしたら、「ウイキペデイア」となる。これには小さすぎるポイント・号数の活字では却って読みづらいという問題もあり、読みを助ける意味ではこれで充分であった。

ところが、既に日本語にある単語の振り仮名であるなら一般原則がわかっている読者であるためそれほど問題とはならないのであるが、外来語に関してはそれが一般的でないために「ウィキペディア」なのか「ウイキペデイア」(という単語)なのか分からなくなる。いいかえれば、そこに教育的啓蒙的な配慮が必要かどうかという問題が生じる。

上述したような教科書などの出版物では日本語の読みも含めて捨て仮名が使用されるし、近年はその他の出版物でも捨て仮名を使ったルビ組みも増加傾向にある模様である。

ルビ字形

ワープロソフトなどでは(一般的なデジタルフォント製品自体が対応していないので当然なのだが)ルビには通常の文字が使用される。ただし活字時代も含め、専用の組版機(写植電算写植など)ではルビ専用の仮名文字があることは当たり前だった。OpenTypeフォント製品にはこれを装備しているものがある。

HTML上のルビ

XHTML1.1でルビモジュールが導入され、ルビを記述できるようになった。それ以前からInternet Explorerが規格提唱とともに先行実装しており、レンダリングが可能である。Mozilla財団が開発しているブラウザ・Mozilla FirefoxをはじめとするGeckoブラウザでは拡張機能のXHTMLルビサポートによって対応されている。なお、ウィキペディアをはじめとしたXHTML1.0文章、HTML文章でのルビの使用は文法違反である。もっとも、ウィキペディアそのものでルビを使う事はウィキペディア日本語版を支えるソフトウェアであるメディアウィキ問題無く使えるHTMLルビの範囲にルビモジュールが許可されているので、使用上の問題は無く許されている。

記述
表意文字である<ruby><rb>漢字</rb><rp>(</rp><rt>かんじ</rt><rp>)</rp></ruby>にルビを振る
現在使用しているブラウザで表示した結果
表意文字である漢字かんじにルビを振る
ルビに対応していないブラウザでの表示結果(例)
表意文字である漢字(かんじ)にルビを振る
ルビに対応しているブラウザでの表示結果(例)
か ん じ
表意文字である 漢字 にルビを振る

ユニコード上のルビ

Unicode(ユニコード)での標準的なルビ表示制御文字である[2]。ただし、HTMLのタグなどが使える環境の場合はタグによる指定に置き換えるべきである。

  • U+FFF9 — Interlinear annotation anchor - 親文字開始指定文字
  • U+FFFA — Interlinear annotation separator - ルビ開始指定文字
  • U+FFFB — Interlinear annotation terminator - ルビ終止指定文字
記述
表意文字である&#xFFF9;漢字&#xFFFA;かんじ&#xFFFB;にルビを振る
現在使用しているブラウザで表示した結果
表意文字である漢字かんじにルビを振る

JIS X 4052上のルビ

JIS X 4052「日本語文書の組版指定交換形式(Exchange format for Japanese documents with composition markup)」でのルビの記述は、タグ付け及び特殊記号によるものである。規格上はJIS P 0138JIS X 0201JIS X 0208JIS X 0213JIS X 0221JIS X 4051とJIS Z 8305とを適応する。

タグ付けによる対象要素の指定

#HTML上のルビ指定と同じ形式である。ただし、rp要素は使わない。

グループルビ記述
表意文字である<RUBY><RB>漢字</RB><RT>かんじ</RT></RUBY>にルビを振る
現在使用しているブラウザで表示した結果
表意文字である漢字かんじにルビを振る
モノルビ記述
表意文字である<RUBY><RBC><RB>漢</RB><RB>字</RB></RBC><RTC><RT>かん</RT><RT>じ</RT></RTC></RUBY>にルビを振る
現在使用しているブラウザで表示した結果
表意文字である<RBC></RBC><RTC>かん</RTC>にルビを振る

特殊記号による対象要素の指定

ルビ文字列及び親文字列からなる親文字群は、次のように指定する。開始記号列 _^。終止記号列 ^_。ルビ指定括弧は( )を使う。

グループルビ記述
表意文字である_^漢字(かんじ)^_にルビを振る
モノルビ記述
表意文字である_^漢(かん)字(じ)^_にルビを振る

JIS X 4081上のルビ

JIS X 4081「日本語電子出版検索データ構造(Retrieval data structure for Japanese electronic publication)」でのルビの記述は、表示制御記述子によるものである。規格上はJIS X 0208との組み合わせのみであるが、説明として数値文字参照表記で代用表記する。

記述
表意文字である&#x1F16;漢字&#x1F06;かんじ&#x1F07;にルビを振る

青空文庫上のルビ

青空文庫でのルビの記述は、視覚障碍者読書支援協会(BBA)の原文入力ルールであるルビ指定括弧《 》および親文字開始指定文字としてのを踏襲したものである。

記述
表意文字である|漢字《かんじ》にルビを振る

脚注

  1. ^ 参考:19世紀後半におけるイギリスでの文字サイズ名称として、他にエメラルド(6.5ポイント)、パール(5ポイント)、ダイアモンド(4.5ポイント)などが存在した。出典:屋内恭輔「XMLがわかる本」毎日コミュニケーションズ, p120。ISBN 4-8399-0762-5
  2. ^ http://www.unicode.org/unicode/reports/tr20/#Interlinear 3.6 Interlinear Annotation Characters, U+FFF9-U+FFFB

関連項目

外部リンク





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