グルタチオン-s-トランスフェラーゼ
グルタチオン-S-トランスフェラーゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 00:43 UTC 版)
グルタチオン S-トランスフェラーゼ(Glutathione S-transferase、略称:GST)は、遺伝子工学で目的のタンパク質に「タグ」として用いられる。分子量26 kDaのタンパク質であり、日本住血吸虫(学名:Schistosoma japonicum)由来の遺伝子が利用されている。GSTタグを持つ目的のタンパク質はグルタチオンを固定化したアフィニティークロマトグラフィー(親和性クロマトグラフィー)により効率よく回収することができる。また、GST抗体を用いた免疫沈降法やウェスタンブロッティングにおいてタンパク質の検出などにも利用される。
- 1 グルタチオン-S-トランスフェラーゼとは
- 2 グルタチオン-S-トランスフェラーゼの概要
グルタチオンSトランスフェラーゼと同じ種類の言葉
- グルタチオンSトランスフェラーゼのページへのリンク