クローズド懸賞
クローズド懸賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 08:39 UTC 版)
懸賞への応募の条件として、懸賞を行う企業の商品の購入や入会などの商取引が必要である懸賞を言い、一般懸賞、共同懸賞、総付(そうづけ)の3つに分類される。 一般懸賞 ある商品の購入者を対象に、内部に当たり券が入っていたり、応募はがきに商品に貼付された点数シールを規定枚数張ったり、購入レシートを張ってメーカーや販売店に応募すると、抽選で賞金や賞品が提供される方式。インターネットで実施されている懸賞のほとんどは、「会員登録」または「メールマガジン登録」を応募の条件としている。 共同懸賞 ショッピングセンター内の複数店舗が共同で行う、一定金額以上の購入者を対象にくじ引きを行うような方式。 総付 ある特定期間や特定出荷ロット商品の購入者全員に漏れなく、何らかの景品が付くもの。DVDソフトの初回出荷分限定でボーナスディスクが付いているような、商品にあらかじめ付属している場合と、はがきなどで応募して景品をもらうケースがある。 オープン懸賞、クローズド懸賞とも、具体的な金額などについては、景品表示法やこれに付属する規則、業種によっては公正競争規約で細かく定められているが、応募に際して記載した個人情報の扱いについては、外部流出や悪用の心配がある。 この他、1990年代以降は、懸賞の応募に際し、年齢制限を厳格化するケースも目立っている。具体的には、酒類メーカーが行う懸賞は満20歳以上でないと応募できず、はがきなどにも年齢記入を義務付ける、タバコメーカーの場合は当選者に対して写真付き身分証明書のコピーの提示を求める場合もある、などである。 応募者の年齢・性別・居住地域・購入店などにより当選内容が異なるものもある。
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