クロスバー交換機への置き換え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/10 14:33 UTC 版)
「ステップ・バイ・ステップ交換機」の記事における「クロスバー交換機への置き換え」の解説
ステップ・バイ・ステップ交換機は大都市を中心に設置され、ダイヤル自動即時化に貢献したが、次のような欠点もあり、次第にクロスバー交換機に取って替わられることとなった。日本では、1987年に神奈川県の橋本局を最後に廃止された。 中継回線選択機能がなくスター形着信タンデム網構成となり中継回線の利用効率が悪い。 出側の回線数が最大10に制限され、トランキングの大群化ができず、効率が悪い。 比較的大型の部品を多数使用するため回線あたりの設置面積が大きく局舎の収容能力が逼迫する。 機械駆動部分が多く接続操作に時間がかかる。 保守の工数が大きく機械寿命も短い。 4線式の遠距離市外回線の交換に向かない。
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