クリストヴァン・フェレイラ
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クリストヴァン・フェレイラ(Cristóvão Ferreira, 1580年(天正8年)ごろ - 1650年11月4日(慶安3年10月11日))は、ポルトガル出身のカトリック宣教師。イエズス会士であったが、日本において拷問によって棄教し、沢野忠庵(さわの ちゅうあん、忠安とも)を名乗ってキリシタン弾圧に協力した。クリストファン・フェレイラと表記されることもある。遠藤周作の小説『沈黙』のモデルとして知られ、また長与善郎の小説『青銅の基督』にも登場する。
- 1 クリストヴァン・フェレイラとは
- 2 クリストヴァン・フェレイラの概要
- 3 生涯
- 4 参考文献
クリストヴァン・フェレイラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 04:28 UTC 版)
「沈黙 (遠藤周作)」の記事における「クリストヴァン・フェレイラ」の解説
ポルトガル人の高名な神学者にしてイエズス会の司祭。日本で布教中に捕縛され、「穴吊り」の拷問に屈して棄教したと伝えられる。歴史上実在した人物。「この国は(すべてのものを腐らせていく)沼だ」とする台詞は当時の流行語にもなったが、日本の精神的土壌とキリスト教との背反問題へ向き合った者たちを描いた武田清子『背教者の系譜 -日本人とキリスト教-』(岩波新書、ISBN 9784004121626)も引用している。
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