クイーンサウスイースト クリスタルクイーン【ｸｲ-ﾝｻｳｽｲｰｽﾄ ｸﾘｽﾀﾙｸｲｰﾝ】（草花類）
 | 登録番号 | 第3984号 |
| 登録年月日 | 1994年 3月 14日 | |
| 農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
| 登録品種の名称及びその読み | クイーンサウスイースト クリスタルクイーン よみ：ｸｲ-ﾝｻｳｽｲｰｽﾄ ｸﾘｽﾀﾙｸｲｰﾝ | |
| 品種登録の有効期限 | 15 年 | |
| 育成者権の消滅日 | 2006年 3月 15日 | |
| 品種登録者の名称 | 農事組合法人堂ヶ島洋らんセンター | |
| 品種登録者の住所 | 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科２８４８番地 | |
| 登録品種の育成をした者の氏名 | 内田一仁 山口行孝 | |
| 登録品種の植物体の特性の概要 | ||
| この品種は，「トミエ ドレイク」に「ハワイアン ビューティー」を交配した実生苗から選抜，育成されたものであり，セパル，ペタルの花色はピンク白の地色に鮮赤紫のぼかし，リップは淡黄緑に濃赤紫の楔が入るデンファレ系の反転・平咲の中輪花である。 草型の大きさは中，草姿は立型，ぎ球形の正面の形は線形，横断面の形は扁円形，高さは35～50㎝，長径は11～20㎜，色は濃黄緑（JHSｶﾗｰﾁｬｰﾄ3106）である。葉の全体の形は線状長楕円形，先端の形は不等鋭形，向きは水平，長さは151 ～180mm，幅は 41～50mm，表面の色は濃緑，葉数は7 ～10枚である。優先着花部位はⅠ型，花序は総 状，１花茎の花数は11～20，太さは4.1 ～5.0mm ，長さは351 ～550mm である。花の咲き方は反転・平咲，距の長さは11～20mm，花の横径及び縦径は61～80mmである。 ドーサル・セパル正面の形は広線形，先端の形は鋭形，反転の方向は平，周縁の波打ちは無，ラテラル・セパル正面の形は長楕円状披針形，先端の形は鋭形，周縁の波打ちは無である。ペタル正面の形は広卵形，先端の形は微突形，反転の方向は外反転である。リップの正面形の複雑性は単純型，正面の形はⅡ型，先端の形はⅡ型である。花全体の色は紫系，花色はセパル，ペタルの内側はピンク白（同9201）の地色に鮮赤 紫（同9208）のぼかし，リップの内側は淡黄緑（同3102）の地色に濃赤紫（同9209）の楔が入る。ずい柱は淡黄緑（同3102）の地色に明赤紫（同9206）の斑点が入る。花 の香りは無，開花期は四季である。 「エカポール パンダ」と比較して，セパルの周縁の波打ちが無いこと，リップの正面の形がⅡ型であること，リップの先端の形がⅡ型であること，セパルの内側の複色部の色が鮮赤紫であること，リップの内側の複色部の色が濃赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
| 登録品種の育成の経過の概要 | ||
| この品種は，昭和６０年に購入した「トミエ ドレイク」に「ハワイアン ビューティー」を交配した実生苗が６１年に開花した中から選抜し，以後，特性の調査を行い，平成元年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 | ||
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