ギリシャ軍
ギリシア軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 06:16 UTC 版)
ギリシア軍の中心となるのは重装歩兵であり、市民兵に加えてディオニュシオスはイタリアとギリシアから多くの傭兵を雇用した。シケル人や他のシケリア先住民も重装歩兵として参加したほか、軽装歩兵(ペルタスト)も提供した。カンパニア傭兵はサムニウム兵もしくはエトルリア兵と同じような武装をしていた。ギリシア軍の標準的な戦法はファランクスであった。騎兵は裕福な市民、あるいは傭兵を雇用した。ディオニュシオスの陸軍は、ほとんどが傭兵によって構成されていたと思われる。ギリシア市民は短期の作戦を好み、長期作戦に参加することには積極的ではなかった。ディオニュシオスはモティア攻撃のために歩兵40,000と騎兵3,000からなる陸軍を組織したが、少なくとも10,000おそらくはそれ以上は傭兵であった。さらに、総計40,000のギリシア人、シケル人およびシカニ人が志願して加わった。ディオニュシオスはこの一部を率いてセゲスタ攻撃に向かったが、その数は不明である。
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