ギャンブル依存症と診断後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 09:26 UTC 版)
「貴闘力忠茂」の記事における「ギャンブル依存症と診断後」の解説
2013年には焼肉店の税金支払いを滞納、一時は社員の給料を払えなくなった。本人には全く自覚はなかったが、医療機関で受診すると20問のチェック項目全てに該当し、完全なギャンブル依存症と診断された。以来、依存症者を対象とした自助グループに通うなどして脱却する努力をしており、2015年11月28日に行われたシンポジウムで「私には、あんなに優しい大鵬親方がいた。年寄株売ればなんとかなる。そうした最後には何とかなると甘えの気持ちがあったのだと思う」としている。しかし同年12月に行われたシンポジウムでは「ギャンブルをやりたくでソワソワする」と話しつつ、「俺はギャンブル依存症じゃない。精神力で何とかなる」と言い切っている。 2016年2月8日放送のテレビ朝日「しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間スペシャル」に出演し、公営ギャンブル・カジノ・野球賭博などにのめりこみ相撲協会を解雇された経緯や、焼肉屋を経営するようになってからも売上金を使い込んで知人や銀行に頭を下げることになったことから1年半ほどギャンブル断ちをしていることを話している。 同年2月17日のインタビューでは「その分の時間をもうちょっと稽古してればよかったですよ。今でも相撲を見るし、誰よりも相撲を愛している。ギャンブルにうつつを抜かしたから、神様がクビにしたんだなって、外の世界に出て初めてわかった」「日本にカジノを造ってほしくない」と発言している。 2017年3月に、厚生労働省による普及啓発事業の一環として東京都内で開催された「依存症への理解を深めるシンポジウム」に参加した。パネルディスカッションの檀上で「正直2年間はギャンブルをやっていなかった」とした上で、近年ロシアで焼肉店を開店する関係でパスポートを再取得したことから「悪友に韓国へ連れて行かれ、自分は金を持ってないのにカジノで『ちょっとやってみな』と100万円を手渡されてやったら1000万円になった。ほんの2ヶ月前のことです」と再び賭博に手を染めたことを明かした。1000万円はすぐにゼロになり、カジノへの2回の出入りが20回の出入りとして後援者の耳に届いて厳しい叱責を受けたという。これに対し、司会の松本俊彦(国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長) が「依存症は再発も含めてが治療経過です」と話しだすと、頭上を見上げて神妙な表情でその言葉に聞き入った。 2018年6月18日放送の日本テレビ系「ダウンタウンDX」に出演、MCの浜田雅功の「もう(ギャンブルは)やってない?」という質問に対し、ギャンブルはやってます。(競馬の)G1をちょこっと。あと月イチ、海外でちょこっと」と答えている。
※この「ギャンブル依存症と診断後」の解説は、「貴闘力忠茂」の解説の一部です。
「ギャンブル依存症と診断後」を含む「貴闘力忠茂」の記事については、「貴闘力忠茂」の概要を参照ください。
- ギャンブル依存症と診断後のページへのリンク