ガンマ‐ナイフ【gamma knife/γ-knife】
ガンマナイフ
放射線療法のひとつです。乳がんの場合は、脳転移(転移性脳腫瘍)に用いられる治療です。手術ではなく、ガンマ線で腫瘍をナイフで切り取るように治療することから名づけられました。201個のコバルト線源がヘルメットの中心で1点に集るよう設計された装置を頭蓋骨に固定して治療します。虫眼鏡に太陽の光を集めて黒い紙を焼くのと同じ原理です。1本1本の放射線のビームの力は弱いので、頭を貫通してくる時に病変部以外に与える影響を小さくできます。全脳照射など通常の放射線治療に比べ、治療期間が短くてすむ(1回の照射で終了)メリットがあります。3㎝以下の病変部に適しています。治療手順としては、まず4本のピンでヘルメットを固定するフレームを装着し、次に病変部の広がりを把握するためX線検査をします。そして、照射範囲・量を決め、頭部をヘルメットに固定し、照射します。
ガンマナイフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 04:44 UTC 版)
ガンマナイフとは定位放射線治療を行う放射線照射装置の一つである。脳腫瘍、脳血管の奇形(特に脳動静脈瘻)などの治療に使われる。
- ^ “核医学診断/治療に関する医科診療報酬点数表 第2章 特掲診療料 第12部 放射線治療 M001-2 ガンマナイフによる定位放射線治療 (PDF)”. 日本メジフィジックス株式会社. 2020年4月6日閲覧。
- 1 ガンマナイフとは
- 2 ガンマナイフの概要
ガンマナイフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 05:02 UTC 版)
能力でエネルギーの短剣を生成し、相手に突き刺すことで外傷無く体内を破壊する。
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