ガンキャノン
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ガンキャノン (GUNCANNON) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型機動兵器「モビルスーツ (MS)」のひとつ。初出は、1979年放送のテレビアニメ『機動戦士ガンダム』。
注釈
- ^ 変更経緯などの詳細は機動戦士ガンダム#企画の経緯を参照。
- ^ 胴体部分は240mm低反動キャノン砲の接射による爆風やジャイアント・バズの直撃に耐えられるほど装甲が厚い。これに対し、黒い三連星との戦いにおいてガンダムのシールドはジャイアント・バズの直撃で破壊されている。ただし、その他の部分についてはそうとも言えず、ア・バオア・クーの戦いでザクIIが発射した280mmバズーカ弾の直撃によって右脚の膝関節から下を失った例もある[15]
- ^ 一方、ヨーロッパ戦線でマチルダ補給隊の出迎え護衛に赴いた際、カイ・シデンのガンキャノンは戦域到着が遅くなり、「こいつは足が遅いからね」と言っている
- ^ 「ガンキャノン砲」と記述した資料[8]、「低反動キャノン(砲口径は360mm)」と記述した資料[22]、「360ミリ無反動ロケット砲」とした資料[23]もみられる。
- ^ 一方、ミノフスキー粒子下では実用的な命中精度を発揮できなかったため、実戦ではほとんど使用されなかったとする資料もみられる[19]。
- ^ 「ガンボーイ」という名称は、『機動戦士ガンダム』の企画段階において、作品名および主役機の名称として検討されたものである。
- ^ ゲーム『機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079』でも同様。
- ^ ただし、単独行動を可能とするには改良の余地がかなりあるとされる[45]。
- ^ 一方で、運動性能が格段に向上したとする資料もある[48]。
- ^ 実戦参加できなかったとする資料もある[47]。
- ^ 同様の装置は、現実世界においてクレーン車などの重機などが、宇宙世紀においてガンキャノン・ディテクターやダブデ陸戦艇などが備えている。
- ^ 発進シーンで解像度は低いが赤い機体が2機確認できる。なお1機とする資料[76][77]、またもう1機はディープブルー隊所属であるとする資料もある[78]。
- ^ 当初の大河原の設定画では5本指であったが[85]、安彦の提案によって旧式感を出すため3本指に修正された[82]。しかしビーム・ライフルをもたせるのが大変で、安彦は後悔したという[82]。
- ^ 「2号機」とも呼ばれる。
- ^ ただし、脚部を破壊されカイが救助される場面では "103" になっている。
出典
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ガンキャノン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:02 UTC 版)
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の記事における「ガンキャノン」の解説
連邦軍初の量産MS。本作ではホワイトベース隊やその他の部隊にかなりの数が配備されている。最初期型は一年戦争以前にジオン公国のザクIに対抗して開発されたもので、開発者はテム・レイ。左肩にキャノン砲1門、右肩にバルカン砲を搭載し、マニピュレーターは3本指だった。
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ガンキャノン
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「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」の記事における「ガンキャノン」の解説
カイ機。初期装備は横長に7マス攻撃できるキャノン砲とバルカン。プライムポイントを配分することで、ビームライフル1を装備できる。ゲーム中では型式番号がRX-77-1(アニメの型式はRX-77-2)になっている。キャノン砲で攻撃する際は地上でも宇宙空間でもよつんばいになる。
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「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」の記事における「ガンキャノン」の解説
レベルは第1部のガンキャノンのものを引き継ぐ。やはりゲーム中では型式番号がRX-77-1になっている。基本的に第1部と変わりないが、Gピンポイントが使えなくなっている。
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