カザミ

デジタル大辞泉

かざみ【^▽汗^×衫】

読み方：かざみ

《「汗衫」の字音「かんさん」の音変化》

１ 衣類に汗がにじむのを防ぐために着た単(ひとえ)の下着。あせとり。

「山吹の絹の—よくさらされたる着たるが」〈宇治拾遺・一一〉

２ 平安時代以降、後宮に奉仕する童女が表着(うわぎ)の上に着た正装用の服。脇が明き、裾を長く引く。この服装のとき、濃(こき)の袴(はかま)に表袴(うえのはかま)を重ねてはく。

「—着たる人、いと若う清げなる、十余人ばかり物語して」〈落窪・二〉

かざ‐み【風見】

読み方：かざみ

家の屋根などにつけて、風の吹く方向を知る道具。古くは先端に鳥獣の形や紋所などをつけた。風向計。風標(かざじるし)。

難読語辞典

汗衫

読み方：カザミ（ｋａｚａｍｉ）

汗取りの単の衣

歴史民俗用語辞典

汗衫

読み方：カザミ（ｋａｚａｍｉ）

一般男女の夏の衣。

地名辞典

風見

読み方：カザミ（ｋａｚａｍｉ）

所在 栃木県塩谷郡塩谷町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア小見出し辞書

カザミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/14 01:06 UTC 版)

「ワリオワールド」の記事における「カザミ」の解説

ピーカンさばくに登場する仕掛け。攻撃すると竜巻が発生する。この竜巻に乗れば、上空高くジャンプすることができる。ちなみに、ジャイアントスイングでは攻撃できない。

カザミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/09/16 14:13 UTC 版)

「しろがねの鴉」の記事における「カザミ」の解説

盗賊団「赤キ風」の頭目。赤毛赤眼の男。目立ちたがり屋で負けず嫌いな性格。彼もまた賞金首。だが、しろがねの翼に1歩及んでいないことを気にしている。