オーリック【Georges Auric】
N‐(3,5‐ジクロロフェニル)スクシンイミド
オーリック
1.学習・師事歴
フランスの作曲家。モンペリエ音楽院を経て、パリ音楽院に入学し、フーガと対位法をG.コサードに師事した。また、スコラ・カントルムでは、ダンディに作曲を学んだ。
2.所属
「フランス6人組」の一員。このグループの旗揚げともいえるアルバムには、前奏曲を寄せている。
3.作品と作風
15歳の時に連作歌曲で作曲家としてデビューした。「フランス6人組」の一員として活動した初期に次いで、「モダニズム」を積極的に打ち出す中期へと移る。この中期の作品には、《ピアノ・ソナタ》が含まれている。後期の作品は、調性と無調性とを結びつけた。なかでも、2台ピアノのための《パルティータ》では、全音階的音楽と半音階的音楽を結合している。
この他に、映画音楽、バレー作品も手がけた。
4.作曲以外の活動
第2次世界大戦までの間、批評家としても活動。寄稿したのは、『Paris-soir』、『Marianne』、『Nouvelles litteraires』各誌である。
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