オカヤドカリとは? わかりやすく解説

おか‐やどかり〔をか‐〕【岡宿借/陸宿借】

読み方:おかやどかり

オカヤドカリ科陸生ヤドカリ海岸近く林床にすみ、甲長3.5〜4センチ。夏、幼生を海に放つときだけ、海中に入る。小笠原沖縄などに分布


オカヤドカリ

名称: オカヤドカリ
ふりがな おかやどかり
種別 天然記念物
種別2:
都道府県 定めず
市区町村 東京都鹿児島県沖縄県
管理団体
指定年月日 1970.11.12(昭和45.11.12)
指定基準 動1,動2
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: S45-5-129オカヤドカリ.txt: 小笠原諸島昆虫は、220属、261種が知られており、このうち、5属88種が固有のもので、他は広い分布をもつ種を除くと日本を含む旧北系27種、東洋29種、熱帯アジヤおよびポリネシヤ30種、ポリネシヤを含むオーストラリヤ系8種といわれ、きわめて興味ある昆虫群である。
 これらの多くは、天然保護区域保存されることと思われるが、さきに指定されオガサワラトンボシマアカネなどと同様に固有種のうち、いわゆる収集マニア収集対象になりやすいもの生息数きわめて少な水棲昆虫などを種として指定することとされた。
 カサガイ海産小笠原固有の貝であるが、すでに業者が何個でも欲しいと採集依頼をしているともいわれ、激減することが予想されるため指定し保護するものであり、オカヤドカリは、現在のところ、島内でかなりみられるが、すでに大量に採集され売られており、もともと生息地少なく個体数総計はそう多くないものであり、天然記念物指定し保護をはかるものである。

岡宿借

読み方:オカヤドカリ(okayadokari)

オカヤドカリ科陸生ヤドカリ

学名 Coenobita cavipes


陸宿借

読み方:オカヤドカリ(okayadokari)

オカヤドカリ科陸生ヤドカリ

学名 Coenobita cavipes


陸寄居蟹

読み方:オカヤドカリ(okayadokari)

オカヤドカリ科陸生ヤドカリ

学名 Coenobita cavipes


をか寄居虫

読み方:オカヤドカリ(okayadokari)

ヤドカリ一種

季節

分類 動物


オカヤドカリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/27 01:13 UTC 版)

オカヤドカリ(陸宿借、陸寄居虫)は、熱帯域に広く分布するヤドカリの仲間で、和名の通り成体が海岸付近の陸上部で生活する。


  1. ^ 宮崎県におけるオカヤドカリ類の生息状況
  2. ^ 黒潮生物研究所周辺で見られるオカヤドカリ属について
  3. ^ 天然記念物の希少ヤドカリ「ムラサキオカ」が高知に多数(高知新聞)
  4. ^ 『室⼾岬亜熱帯性樹林及び海岸植物群落保存活用計画書』室戸市・室⼾市教育委員会(2019(平成 31)年 3 月)
  5. ^ a b 沖縄県教育委員会 『沖縄県天然記念物調査シリーズ第43集 オカヤドカリ生息実態調査報告書II』2006年3月。
  6. ^ 朝倉彰 (2004) ヤドカリ類の分類学、最近の話題. 海洋と生物, 26(1):83-89.


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