エルゴード定理とは? わかりやすく解説

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エルゴード定理

読み方えるごーどていり
【英】:ergodic theorem


定常離散時間確率過程 \{ X_n \} \, 有限な平均値をもつならば, 確率1で



 \lim_{n\rightarrow\infty} \frac{1}{n} \sum_{i=1}^n X_i=\mbox{E}(X_1|\mathcal{G})
\,


成り立つ. ここで, \mathcal{G} \, \{ X_n \} \, のずらしに関する不変事象\sigma \, -集合体である. この結果を, (離散時間)エルゴード定理と呼ぶ. 特に、 \{ X_n\} \, がエルゴード的ならば右辺\mbox{E}(X_1) \, となる。連続時間確率過程についても同様である。


エルゴード定理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 04:01 UTC 版)

数学においてエルゴード定理(エルゴードていり、: ergodic theorem)とは、力学系における時間平均と空間平均の一致を表す定理。ジョージ・バーコフによって示された個別エルゴード定理や、フォン・ノイマンによって示された平均エルゴード定理が知られている。




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